映画「フラガール」の舞台でフラガール気分(2ページ目)

小名浜周辺のロケ地と神の山住宅を巡る

「小名浜漁協」3階の宴会場で行われた映画のワンシーン

映画のロケは、常磐自動車道沿いの主にいわき市と北茨城市で行われたそうですが、南北に広いエリアにまたがっているので、「スパリゾートハワイアンズ」からも行きやすい、小名浜周辺と神の山住宅をご紹介します。小名浜へはJR常磐線泉駅から新常磐交通バスを利用します。ここ小名浜は、常磐ハワイアンセンターのオープンに向け、ダンサーたちが宣伝のために各地でダンスを披露するシーンで使用されました。小名浜市民会館では2階の日本間と大ホール、小名浜公民館ではホール、小名浜漁協では、3階の宴会場が撮影場所になったそうです。いずれも見学は外観のみなのが残念ですが、漁港町だけあって、美味しい魚を食べさせてくれるお店が充実しているので、足を運ぶのもいいでしょう。

「小名浜市民会館」「小名浜公民館」
・住所：福島県いわき市小名浜愛宕上6
・地図：Yahoo!地図情報
・交通：JR泉駅から新常磐交通バス江名行きで約7分、松之中バス停下車徒歩10分

「小名浜漁協」
・住所：福島県いわき市小名浜栄町5
・地図：Yahoo!地図情報
・交通：JR泉駅から新常磐交通バス小名浜行きで約20分、小名川橋バス停下車徒歩15分

昭和30年代の風情を色濃く残す「神の山住宅」

もう1ヵ所は、JR泉駅からさらに2駅先の勿来駅からバスでアクセス。まどか（松雪泰子さん）が暮らす炭鉱住宅として撮影された神の山地区です。こちらは昭和30年代、実際に炭鉱住宅があった場所。現在でも火の見やぐらや井戸跡が残っていて、レトロな雰囲気に溢れています。街並みを眺めて歩くだけで、時間旅行が楽しめそうです。
「神の山住宅」
・住所：茨城県北茨城市関本町

ロケ地めぐりがセットになったツアーも！

小名浜港に揚がった新鮮な魚介がランチで味わえます（写真はイメージ）

これらのロケ地へ自ら足を運ぶのもいいですが、電車だと決してアクセスがいいとはいえません。そこで「スパリゾートハワイアンズ」が主催する、ロケ地巡りも楽しめる周遊観光オプションに参加してみるのも、ひとつの手です。

1/31までの日・火・木・土曜には、「天心ゆかりの五浦美術館と映画『フラガール』ロケ地探訪」と称し、神の山住宅をコースに含んだツアーを実施中（大人2,900円）。2/1～28は、五浦美術館に代わって花景・六角堂など、立ち寄り先の内容を多少変えて催行されます。もちろんランチは小名浜港を望むレストランで海鮮料理をいただけるとあって、こちらも要チェックです。こちらのツアーは、当日の出発30分前まで受け付けていますが、40名で締め切りになるので、宿泊申込の際に申し込んでおいたほうが良さそうです。

いかがでしたか？　映画のロケ地を巡る旅。スパリゾートが舞台であり、ロケ地の中心になっているので、女性のひとり旅でも比較的行きやすいのではないでしょうか？　これを機に、フラダンスの世界をのぞいてみませんか？

なお、現在も映画は上映中（フラガール公式HPにてご確認を）。また、3/16にはDVDも発売されますので、まだ観ていない方はぜひご覧になってみてはいかがでしょうか？