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福山雅治写真展『記憶の箱庭』を訪れて

写真家・植田正治の作品が  森アーツセンターギャラリーで開催中の「福山雅治 PHOTO STAGE?記憶の箱庭?」に登場。福山さん自身の作品展示も! (左写真 福山雅治 1998年(c)Masaharu Fukuyama)

塩田 典子

執筆者:塩田 典子

一人旅ガイド

前々回の記事で、鳥取県伯耆町にある植田正治写真美術館をご紹介しましたが、実は今、東京・六本木で、植田氏の作品に出合える写真展が開催されています。それは、六本木ヒルズ「森アーツセンター ギャラリー」で開催中の「福山雅治 PHOTO STAGE~記憶の箱庭~」です。ミュージシャンや俳優として活躍する福山雅治さんの写真展に何故? と不思議に思われる方が多いと思いますが、実は福山さんと植田氏には意外な接点があるのです。

ふたりの出会いは今を遡ること12年前。1994年12月の「HELLO」、1999年の「HEAVEN」などのジャケット撮影を担当したのが植田氏なのです。そして、福山さんが写真の世界に目覚めるきっかけを作った人物であり、彼が「人生の師」と仰ぎ尊敬・敬愛しているのが、ズバリ植田氏なのです。このような微笑ましいエピソードに突き動かされ、私も早速行ってきました。

会場にはファンと思しき女性ばかりでなく、男女問わず幅広い年代の人たちで賑わっていました。もちろんひとりで鑑賞する女性も多かったです。なにも遠くへ行くことだけが旅ではなく、たとえ近くであっても、作品を観ることで何かを感じたり、その世界へ思いを馳せることも旅なのでは? と思い、ご紹介をすることにしました。

5人の写真家とのコラボレーションによって構成

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瀬尾浩司 2000年
(c)Hiroshi Seo,by courtesy of Amuse Inc.
今回の写真展は福山雅治さんがキューレーションしたもの。植田氏との出会いから学んだ「写真すること」をテーマに、彼が出会った、植田氏を含む5人の写真家とのコラボレーションによって構成されています。3つのステージに分かれた展示作品は約250点をのぼり、かなり見ごたえのあるものでした。また、3つのステージを結ぶ途中にはビデオ映像コーナーが設けられ、福山さんが語る植田氏、植田氏が語る福山さんなど、彼らの生の言葉が聞けるというのも興味深いものでした。


被写体・福山雅治をとらえた写真家たちのまなざし

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瀬尾浩司 2000年 (c)Hiroshi Seo,by courtesy of Amuse Inc.
まず、ステージ1では、福山雅治を被写体としてとらえた4人の写真家ー大村克巳、瀬尾浩司、ハービー・山口、OIDA HIDEOーの作品が紹介されています。レコーディング風景、ライブ・ツアー、異国への旅など、オン&オフのシーンが切り取られていて、ファンにとってはたまらない作品群でしょう。また、写真家それぞれの個性が写真ににじみ出ていて、同じ被写体でありながら、全くとらえ方が違うところがユニークでした。


次ページでは、さらに2つのステージの紹介をしていきます。
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