Flash/Flashの基本

レイヤーを使って夜空を描く

Flash標準の描画ツール「多角形ツール」、「塗りの変形ツール」で作成した星をレイヤーを重ね合わせて合成しリアリティのある夜空を描きましょう。

執筆者:渡辺 大介

Flash標準の描画ツールで作成した星を合成してリアリティのある夜空を描きましょう。
星空完成図
星空完成図。完成した.flaファイルをダウンロード

多角形ツールとラインツールで星を描く

Flash標準の描画ツールは、直線を引く「ラインツール」、ベジェ曲線によって曲線を引く「ペンツール」、円を描く「楕円ツール」、長方形を描く「短形ツール」、三角形などを描く「多角形」ツール、フリーハンドで線を引く「鉛筆ツール」、フリーハンドで塗りを作る「ブラシツール」などがありますが、「星形ツール」はありません。しかしよく見ると隠れています。まずはその隠れている機能を使って、星を描きましょう。

多角形ツールを選択
1. 短形ツールの位置でクリック長押し(以降プレス)し、「多角形」ツールを選択します。線の色を「なし」、塗の色を明るい黄色(#FFFF00)に指定します。

ツールの設定
2. 画面下部の多角形ツールのプロパティから「オプション」をクリックし「ツールの設定」ウィンドウを開きます。

ツールの設定
3. 「スタイル」の中から「星」を選択してください。

星を描く
4. 図のようにステージの上半分に満遍なく大小の星を描きます。小さめのサイズをたくさん描いた方が上手くいきやすいので参考にしてみてください。


次のページでは背景を描いて星空を演出してみましょう。
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