温泉/東北の温泉

乳頭温泉郷「鶴の湯温泉」で究極の癒しを実感!

鶴の湯温泉は乳頭温泉郷の秘湯の宿。ここには温泉好きの最高の癒しがあります。宿に求める要素が揃っており、上質な滞在感は秘湯のイメージを超えたもの。癒しの時代の高級感も感じる、鶴の湯温泉の魅力を紹介!

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド

乳頭温泉郷「鶴の湯温泉」へ

鶴の湯温泉は乳頭温泉郷の日本一有名な秘湯の宿。そこには、温泉好きにとって最高の癒しがあります。

鶴の湯温泉山の芋鍋
鶴の湯温泉の名物料理「山の芋鍋」は3ページで紹介!
その素晴らしさは「旅行が好きで温泉が好きな人」なら、誰でも分かるもの。特に既存の宿に常日頃漠然とした不満を感じ、本当の癒しを心から求めている人には、「これこそ自分が求めていたものだ!」と、心底納得して頂けるに違いありません。

その上質な滞在感は、典型的な秘湯のイメージを超越したもの。癒しの時代の新しい高級感すら感じます。自分にとっては、鶴の湯温泉こそ理想の宿のそのもの。そう思わせる魅力に溢れているのです!

鶴の湯温泉の完璧な湯と風情!白濁の露天風呂が特におすすめ

鶴の湯温泉露天風呂
源泉が足元から湧出する白濁の混浴露天風呂。その湯と風情の素晴らしさは、日帰りでも一瞬で分かる程。しかし、日帰り入浴時間が終わって混雑が解消すると、その満足感は一層深く大きくなって行く。

週末に鶴の湯温泉に行くと、その人気が良く分ります。まず、門の前で大勢の人が記念撮影しています。そこから敷地に入ると、タイムスリップしたような、古めかしい秘湯情緒溢れる風情に眼を奪われます。

露天風呂にも大勢の人が居ますが、巨大なので問題なく浸かれます。すると、濃厚で香り高い硫黄臭を感知して、日本を代表する名湯であることを実感し、はるばる来た甲斐があったと感激してしまうのです。

鶴の湯温泉の男性内湯は三か所。最も規模が大きく風情も良いのが白湯。三か所の他、さらに宿泊者専用でシャワー完備の小内湯も二か所ある。

鶴の湯温泉の男性内湯は三か所。最も規模が大きく風情も良いのが白湯。三か所の他、さらに宿泊者専用でシャワー完備の小内湯も二か所ある。


混雑が激しい場合は、狭い内湯に浸かるのに苦労することもありますが、露天の素晴らしい湯に浸かれば、そんなことも忘れてしまいます。湯と風情があまりに素晴らしいので、常に最高の物を感じ、感激出来るのです。

鶴の湯温泉内湯外観
鶴の湯温泉の内湯外観。日本の秘湯を絵に描いたような、秀逸な風情が心に染みる。
このように、日帰り入浴でも、鶴の湯の湯と風情の素晴らしさは十分に確認出来ます。しかし、日帰り入浴時間が終わって宿泊者だけになると、浴室の規模が大きい為か閑散として来て、先程までの混雑が嘘のよう。小さな内湯にも気軽に入れるし、露天も貸切状態になってしまうこともある程。そして、湯と風情の素晴らしさを、一層感じ取ることが出来るのです。

他にも、宿泊者専用でシャワー完備の小内湯も二か所あり、宿泊者専用の小さな露天風呂もありましたが、こちらは冬季閉鎖。シャワー付きの内湯はかなり狭く、体を洗ったり、体を温める実用的な浴室と思いました。湯と風情を楽しむ観点では、日帰り可能なエリアの浴室群で十分です。

しかし、雨の日でも24時間、気軽に温泉に浸かれる安心感は、温泉好きとしては捨て難いもの。よって次回も、宿泊者専用内湯に渡り廊下で繋がっている、一号館、新本陣、東本陣のいずれかに泊まりたいと思っています。

→次ページでは、客室と館内の様子を紹介します!>>>
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