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お城に古い町並み〜城下町・犬山を散策

名古屋から電車で30分の犬山市。国宝・犬山城を起点に、江戸情緒が今なお残る城下町を町歩き。歴史・文化にふれる資料館に魅力ある町屋ショップなど、1日散策を楽しみたい。

執筆者:大竹 敏之

更新日:2007年10月08日

この記事の担当ガイド

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名古屋メシと中日ドラゴンズをこよなく愛する名古屋在住のフリーライター。雑誌、新聞、Webなどに名古屋情報を発信。著書は『名古屋の居酒屋』『名古屋の喫茶店』『東海発バカルト紀行』『東海珍名所九十九ヵ所巡り』など。コンクリート仏師、浅野祥雲の“日本唯一の研究家”として作品の修復活動にも取り組んでいる。

平成の世まで本物のお殿様がいた
日本最古の天守閣を持つ国宝・犬山城

犬山城
唐の詩人・李白の詩にちなみ白帝城の雅称も持つ
愛知県犬山市は名古屋から名鉄電車で約30分。同市のシンボルが、木曽川沿いの小山の上にそびえる国宝・犬山城です。

日本でたった4箇所しかない国宝のお城にして(他の3つは姫路城、松本城、彦根城)、天守閣は日本最古。さらに、2004年に財団法人が設立されるまでは個人所有、すなわち本物のお殿様がいたという、非常に貴重な歴史遺産です。


知れば知るほど興味深まる犬山城の不思議

犬山城は室町時代末期に築城されたと伝えられ、江戸時代になってから徳川家康の家臣だった成瀬家が城主を務めます。が、実は築城年をはじめ、創建当初のことについてははっきりとした文献がなく、正確なことは分からないのだそうです。思えば、ほんの3年前までお城を個人で所有していたこともきわめて不思議なことと言えるでしょう。
天守閣
天守閣から見下ろす眺望も見事
城内
はしごのような急な階段


天守閣の中ははしごのような急な階段が架かり、石垣がむき出しになっているなど江戸時代の姿そのまま。戦後再建されてエレベーターまである名古屋城とは、ずい分と趣が異なります。高さ19mと決して大きくはなく、姿形は質素な印象すら受けますが、先の歴史的背景をふまえて見学すると、代々のお殿様が大切に守ってきた歴史の重みを実感できるんじゃないでしょうか。
ワン丸君
3Dハイビジョン
お土産物売り場で見られる3Dハイビジョン映像。画面にタッチし自分で操作できる。左は犬山市のマスコットキャラクター・ワン丸君


城山から下りてすぐの場所には犬山市文化史料館があり、ここでは長く城主を務めた成瀬家ゆかりの品々を展示しています。犬山城への興味をより深めるためにも、合わせて見ておきたい施設です。
犬山市文化史料館
毎年秋には特別展も開催
犬山市文化史料館
成瀬家ゆかりの品々を一般公開



犬山城
・ TEL:0568・61・1711
・ アクセス:名鉄犬山遊園駅から徒歩15分、犬山駅から徒歩20分
・ 時間:9時~17時(12月29日~12月31日は休館)
・ 料金:大人500円、中学生以下100円(文化史料館入館料含む)
・ Yahoo地図情報


次のページでは城下町を散策

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