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名古屋から一番近い離島の自転車イベント

名古屋から一番近い離島・日間賀島の自転車レース「市民サイクルパラダイス」が今年も開催。浜風を受けながら自転車をこぎ、疲れたらビーチでごろり。ママチャリだって気軽に参加OK。春の爽快アウトドアを楽しんで!

大竹 敏之

執筆者:大竹 敏之

名古屋ガイド

1000組の定員がすぐいっぱいの人気イベント
参加希望者は早めに応募を!

5月24(土)・25(日)日、愛知県南知多町の日間賀島(ひまかじま)で、「市民サイクルパラダイスin日間賀島」なるレースイベントが開催されます。
市民サイクルパラダイス
一周約4kmの島の外周道路を走る。公道をレースコースとして走れるというのも自転車ファンにとってはうれしい


自転車レースというと、一般の人にはちょっと敷居が高いイメージがありますが、これが誰でも参加しやすく、そして実に気持ちのいいイベントなのです。2ヶ月も先でちょっと気が早いのですが、募集開始後すぐに定員いっぱいになる可能性が高いため、まだ間に合ううちにいち早くご紹介しておきます。

今年で第6回目となるこの大会は、島の外周道をグルグル走り回って制限時間内に何周できるかというエンデューロレース形式。キッズ&ファミリー向けの2時間の部、一般のソロ&チーム向けの3時間の部に分かれて行われます。

ここで再び「レースなんて素人じゃ無理!」と思ったあなた、心配はいりません。「速さを競い合ったり一着を目指すレースじゃなく、あくまで日間賀島を楽しんでもらうのが目的」と主催する市民・自転車フォーラムの後藤康之さん。「1周だけ走ってあとはビール飲んでたってOK。ママチャリだって全然問題ないですよ!」と言うように、素人チャリンカーも全面的にウエルカムなのです。

07年はガイド・大竹もエントリー
自転車初心者だって気軽に参加OK

日間賀島
“タコの島”としても人気が高い日間賀島
筆者は昨年、このイベントに参加しました。妻と2人で3時間の部にエントリー。自転車使用頻度は、筆者は近所の移動に乗る程度。妻は月に1~2回またがればいい方。そんな超ライトユーザーである2人の初参戦レポートで、この大会の様子や魅力をお届けしたいと思います。

日間賀島へは名古屋から車で1時間程度。知多半島の南端・師崎港から船でわずか10分足らずと、名古屋から最も近い、身近な離島です。イベント当日は臨時のカーフェリーが運航される他、随時運航する海上タクシーもあるので、アクセスは思いの外フレキシブルです。

この年の参加者は過去最高の約1200人! 港に大挙する参加者たちの自転車、いでたちに目をやると、いかにも“日頃からバリバリ走ってます!”というような本格派がほとんど。ちょっぴり気後れしそうですが、少数派ながらもママチャリなどごく普通の大衆車も見つけられるのでご安心を。

ビーチはにぎやかお祭りムード
バーベキューや昼寝での~んびり

会場
島中が自転車だらけ。砂浜にテントを張ってくつろぐチームも多い
ビーチ前の会場に着くと、そこは完全にお祭りムード一色。空には島の大漁旗がはためき、カラフルなテントがあちこちに張られ、バーベキューを楽しむチームも。開放的なアウトドアの雰囲気に、気分はのびのびまったりモード。出番が来るまでは、屋台の島グルメを味わったり昼寝をしたりして、初夏のビーチの心地よさを満喫できます。

キッズチーム
2時間の部はキッズチームのエントリーも目立つ

午前11時からはキッズ&ファミリーチームによる2時間エンデューロ。エントリーは約200台。おそろいのハッピに身を包んでいる小学生の女の子の一団は島の子供たちでしょうか。その他、小さな子供をカゴに乗っけたお父さん、ワゴンに乗せたワンちゃんと一緒に走る人、ランニング姿で意気軒昂のおじいちゃんの姿も。それぞれが自分なりのペースで参加できるほのぼのしたムードも、このレースの魅力です。

次のページではガイド・大竹がレース出走!
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