家事/エコ家事の方法

臭いもスッキリ!洗濯槽のエコなカビ取り法(3ページ目)

洗濯物がやけに臭う!洗濯物に黒いカビのようなものが!!洗濯機臭いから捨てようかな…なんていう声・声・声。そんな声に応えるべく、ガイドが洗濯機のエコなカビ取り方法を実践してみました!

執筆者:立石 絹子

そもそもカビを繁殖させない8か条

入れすぎた洗剤や柔軟剤、粉石けんなどのカスが、洗濯槽の裏側に付くと、その石けんカスにカビの胞子がくっ付き、ジメジメした環境なのでカビが爆発的に繁殖するようです。カビの胞子は空気中や外出先などで衣服にくっつき、洗濯機の中で繁殖するんです。防ぎようがありませんが、カビを繁殖させない心構えが必要です。

1、使い終わったらいつもフタは開けておく

2、これから洗う洗濯物を、洗濯機の中に入れておかない。ジメジメしてカビが繁殖する原因になります。

3、脱水し終わった洗濯物はすぐに干す

4、合成洗剤、柔軟剤、液体石けんは用量をきちんと守る。入れすぎて付着した石けんカスはカビの栄養素になります。

5、粉石けんの場合は、パッケージの説明書きの通りに、よく溶かしてから入れる。よく溶かしてから入れたほうが洗浄力もUPします。

6、1ヶ月に1回は真水に酢、またはクエン酸を入れて運転させる。酢やクエン酸は酸性なので、洗濯槽の裏に付いたアルカリ性の石けんカスを溶かします。カビは石けんカスの栄養分を好むので、石けんカスがあまりついていなければ、黒カビも繁殖しにくくなります。

7、乾燥機能付きの洗濯機の場合、空で乾燥させます。(洗濯機本体の説明書の注意書きをよく読んで実行して下さい。)

8、洗濯槽のカビ取りは、1年に2~3回行う

洗濯槽のカビ取り法・まとめ

1、40~50℃のお風呂の残り湯を、洗濯機の最高水位まで入れる

2、洗濯機の容量によって、『酸素系漂白剤』を400~500g入れる

3、洗濯機の『洗い』のみを5分運転させ、その後1晩放置

4、翌朝、再度『洗い』を5分運転

5、お風呂のゴミ取りネットで浮いたカビをすくって捨て、排水

6、お風呂の残り湯や水道水など真水で『洗い』~『脱水』

7、黒カビが浮くのがなくなるまで洗濯物を入れずに真水で運転

完了

 
ガイドも毎回思いますが「こんなカビだらけの洗濯機で洗濯してたのか…ゲッソリ」となることウケ合い(?)の洗濯槽のカビ取り、あなたもどうぞお試しください。


【関連・参考リンク】
部屋干しによる洗濯物の湿気やにおい、洗濯機のカビ… 梅雨時の洗濯トラブル解決法(from,All About[一人暮らしの楽しみ方]ガイド記事)…雨続きで湿気の多い梅雨時は洗濯にも一苦労。今回は、洗濯物のにおいの原因と対策や部屋干しのコツなど、梅雨に負けない洗濯テクニックをご紹介します。

酢と重曹で大掃除!梅雨前、アレルギー対策(from,All About[子供のアレルギー]ガイド記事)…梅雨の時期はアレルギーにも大敵! 市販の洗剤は強い成分が使われているため心配なので、重曹やお酢などを使ってこの季節にやっておきたいお手入れを伝授します。

アトピーの治療vol.5 梅雨に向けてのカビ対策(from,All About[アトピー]ガイド記事)…梅雨のときに注意すべき点を説明します。湿気も問題ですが、やはり、カビとダニに対する対策を考えましょう。カビはアトピーの原因になります。ダニに続いて、第2弾としてカビについて説明します。
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