家事/エコ家事の方法

蒸し蒸しベタベタ時期も省エネで乗り切る

蒸し蒸しベタベタしてあまり気持ちのよくない時期に突入してしまいました。エアコンのボタンをピッとする前に、環境のためや体のために出来ること、少しはじめてみませんか?

執筆者:立石 絹子


ジメジメベタベタ蒸し蒸し。気分も憂鬱になる季節ですが…
現代の私たちの生活は、何も考えずにいれば「省エネでないこと」ばかりをしている状態になってしまいます。それが顕著に出るのが梅雨から夏の終わりまでの蒸し蒸しと暑い時ですよね。

暑いので車で出勤して、エアコンで冷え冷えな会社で1日仕事して、帰ってきて即座にエアコンをつけて、寝るときもエアコンつけっぱなし、なんてこともありますよね。

便利で快適な生活ですが、日本にしかない四季をスローに楽しむ余裕もなければ、風流もない生活。エアコンつけっぱなしで起きたら喉が痛い…なんてしょっちゅう…やっぱりこれじゃダメだぁ!なんて思い始めている人もいるのでは?実のところガイドもその一人です。

スローな暮らしや風流はさて置いても、エアコンをつければ今まさにこの瞬間は涼しくて快適かもしれませんが、近い将来、温暖化がもっと進んでしまい、エアコンをつけなければ死んでしまうというような、選択肢のない状態になってしまったらという心配があります。

ピッとボタンひとつで涼しい~って、便利ですが、もう少し進んだところで、環境にやさしい選択肢を選べる大人でいたい。そんな風に思いませんか?

蒸し蒸しベタベタ対策には扇風機で

ガイド宅愛用扇風機。レトロ、アンティーク、扇風機などのワードで検索すると見つかります!
今さら扇風機~!?なんて言わないで~!たいして涼しくならないし、インテリア性も損ねて、場所もとって邪魔だし、子供がいたら危なくて置けないし…。なんて扇風機にはデメリットもたくさんあります。

でも扇風機は空気を汚さず、冷えすぎないので体の芯から冷え冷えになってしまうこともなく、寝る時にかけていてもそれほど体への負担も少ないのです。

問題は、扇風機が「涼しくない」ということ。

なぜ扇風機が涼しくないのかというと、一昔前と違って、今は欧米化が進み、床に座る和風な生活をしている人が少なくなったからじゃないかと思います。

和風な生活をしていれば、昔ならではの高さ80cm程の扇風機だと、ダイニングテーブルに座っている時や、背の高いソファに座っている時、風がダイレクトに当たらず、だからぜんぜん涼しくないのではないかと思います。

オススメは、150cm近い高さに出来る扇風機。インテリア性を損なわないアンティークデザインや、メタルデザインなもの、シンプルなものなど、たくさんあります。赤ちゃんがいるご家庭でも気をつけていれば使える高さです。

扇風機は室温を下げるわけではありませんが、風を起こすことによって体感温度を下げることが出来ます。この体感温度を下げることこそ、省エネジメジメ対策の決め手。

風の通り道に扇風機を置く

扇風機を置くにしても、ただ置くだけでは扇風機のよさは分かりません。部屋の間取り、風の通る方向などを考えた上で設置することによって、扇風機の本領を発揮します。

例えば、部屋中の窓やドアを全開にして、風を抜けさせる状態にさせ、風の抜ける場所の途中に、扇風機を置くことが大切。

あまりに室温も外の気温も高くて、扇風機を回すと温風が吹き出してくるようなときは、エアコンの除湿機能を使ったり、エアコンの設定温度を27度くらいにして上手に利用します。

エアコンの風の吹き出し口の前に、扇風機を置くことによって、サキュレーター代わりになって、設定温度を上げたままでも十分涼しくすごすことが出来ます。



次のページでは、帰宅後エアコンをつけないで済むコツをご紹介します!>>
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます