名所・旧跡関連情報

更新日:2006年09月07日

写真とプラモデルでできる日本の名城めぐり

重厚な歴史を持つ古い城から平成に誕生した真新しい城まで、城めぐりを楽しみませんか?一部の城はプラモデルとセットでご紹介。今では見ることができない幻の城までプラモデルで復元しちゃいますよ。


日本で一番古い天守閣を持つ、丸岡城

丸岡城
日本で一番古い天守閣を持つ丸岡城。1576年に柴田勝豊が築城した城が、今も立派に残っています。
ガイドがお薦めする個性的な城たち、最初は丸岡城(Yahoo! 地図情報)です。

福井県の北部に位置する丸岡町(現在は坂井市)にある丸岡城は、歴史小説にもよく登場する戦国武将、柴田勝家の甥、柴田勝豊が1576年に建てた城。霞ヶ城という別名があります。

たくさん建てられた日本の城の中で、江戸時代からの天守閣が残るのは先に紹介した松本城を含めてわずか12の城のみ。その中でもこの丸岡城の天守閣が日本で一番古いものです。

この丸岡城の城内には「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」という手紙の碑があります。これは、徳川家康の家臣が長篠の合戦の陣中から帰りを待つ奥さんに送った文面。戦場に赴いていても、常に家のことや子供のことを気遣っていることをコンパクトにまとめていることから、短い手紙の手本としてたくさんの人に知られています。

丸岡町文化振興事業団が、1993年(平成5年)から10年間行った「日本一短い手紙」のコンテストは、この戦国時代の最も短い手紙がきっかけとなって行われるようになったものです。ちなみに今は「日本一小さい物語」として「父」との往復書簡を募集していますよ。

宇宙戦艦ヤマトのプラモデルが展示!? 因島水軍城

因島水軍城
瀬戸内海最強と言われた村上水軍にゆかりの資料を集めた因島水軍城。
次は瀬戸内海に舞台を移しましょう。平安時代の終わりから戦国時代にかけて、歴史の舞台に数多く登場するのが海上を武力で支配する水軍。中でも村上水軍は広島と愛媛の中間にある芸予諸島の因島(いんのしま)を拠点として強大な力を持っていました。

この村上水軍にゆかりのある歴史的資料を展示するために作られたのが、因島水軍城(Yahoo! 地図情報)。水軍の城は日本ではここだけです。

城の隅櫓(すみやぐら)は、周囲を眺めることができる展望台であると共に水軍に取ってなくてはならない船に関する資料を展示する場所にもなっています。

水軍の頃の船から最近の客船まで様々な船の資料の中に混じって展示されているのが、なんと松本零士氏の人気漫画『宇宙戦艦ヤマト』のプラモデル!確かに宇宙船も船には違いはないのですけどね……。

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    平成の世になって誕生した河原城

    河原城
    鳥取と岡山を結ぶ国道53号線から見た河原城。平成になってから作られた城です。
    鳥取市内から津山、岡山方向へ向かう国道53号線を走っていると、高台にあるお城が見えます。この城は河原城(Yahoo! 地図情報)といい、平成になってから作られた城です。

    城のある山は豊臣秀吉が因幡(いなば、今の鳥取県)を平定する際に陣を築いた山ですが、当時は城がありませんでした。

    時代は平成に変わり、ふるさと創生事業の一環として河原城が築城されることが決まり、1994年(平成6年)9月に完成します。天守閣の下層部分は、河原町(現在は鳥取市)周辺の情報や歴史を展示するスペースとして活用され、そして最上階は展望台となっています。遠くに鳥取砂丘を望むこともできる天守閣は、夜になると美しくライトアップされます。

    琉球王国最大の建築物、首里城

    首里城の石垣
    1992年に再建された首里城。本土の城とは全く異なる石垣や門が、訪れる人の興味をひきます。
    日本本土とは異なり、独自の文化を築いてきた琉球王国。琉球王国での城は「グスク」と呼ばれ、沖縄の地名にも残っていたりします。

    その琉球王国の城にして最大の建築物が那覇にある首里城(Yahoo! 地図情報)。正確な建造年はわからないものの600年以上の歴史があるのではないかと言われています。

    第二次世界大戦の沖縄戦により焼失した後、遺構のまま残されていましたが、1992年に復元工事が完了し、琉球王朝時代の城の雰囲気を感じられるようになりました。

    城の周囲は2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録され、日々多くの人々が訪れています。

    幻の城も含めて8つのお城を紹介しましたが、お楽しみいただけたでしょうか?もし身近でお城を見かけたら、ふらっと寄ってみて城めぐりを楽しんでみて下さい。

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