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今回の行き先は、【岐阜】
『功名が辻』の舞台、岐阜城に登る |
2006年のNHK大河ドラマは司馬遼太郎氏原作の『功名が辻』。戦国時代の混乱の中で後に土佐藩藩主となる山内一豊を影で支える妻・千代の物語です。千代の故郷は近江(おうみ、今の滋賀県)、一豊の故郷は尾張(今の愛知県)、そして海を渡り土佐(今の高知県)へと舞台が変わっていきます。ストーリーに登場する場所には粒ぞろいの旧跡や名所が揃っていますので、何回かに分けてご紹介していきます。
まず初回は、美濃の国(今の岐阜県)の要衝として斎藤道三、織田信長が居城したことでも知られ、近江の国から身を寄せた千代と一豊の絆を強めた場所でもある
岐阜城をご紹介しましょう。
※画像は2000年9月に撮影したものです。
戦国大名の栄枯盛衰を見守ってきた岐阜城
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| 戦国大名の栄枯盛衰を見守ってきた岐阜城。当時の城は既になく、今の城は1956年に再建されたもの |
岐阜城がある金華山は標高328mの山です。ここに城の前身となる砦が作られたのは鎌倉時代までさかのぼるとのこと。後に美濃の国を治めた斎藤道三が城主となりましたが、この当時は稲葉山城と呼ばれていました。尾張の国で力を付けてきた織田信長は隣国である美濃への進出を狙います。尾張と美濃の戦いは信長が1567年に難攻不落の稲葉山城を攻め落とすことで決着。この時、稲葉山城にいた千代は、城を攻略にきた信長の配下である一豊により命を救われ、一豊と祝言を上げることになります。
信長は稲葉山城の城主となると同時に稲葉山を「岐阜」と改名、岐阜城を拠点にして天下統一を着々と進めていきますが、信長は本能寺の変で倒れ、後を継いだ豊臣家が天下を維持するも、徳川家の東軍と石田三成の西軍との間に起こった関ヶ原の合戦の前哨戦で東軍に攻め込まれた岐阜城はあえなく落城、廃城となってしまいます。
長らく何もなかった金華山の山頂に岐阜城の天守閣が復元されたのは、昭和に入り1956年のこと。それ以来岐阜のシンボルとして親しまれています。
岐阜城への登城はロープウェイで
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| 岐阜城へは金華山ロープウェイで登城します |
岐阜城へは岐阜公園と金華山山頂を結ぶ
金華山ロープウェイに乗ります。岐阜公園には『功名が辻』ゆかりの地として、2005年11月に「山内一豊・千代 婚礼の地 モニュメント」が作られましたのでロープウェイに乗る前に立ち寄ってみると良いでしょう。
金華山ロープウェイは木曽三川の一つ、長良川と岐阜の街並みを見ながら登っていくので、気持ちの良い空中散歩を楽しむことができますね。また山頂駅のそばには金華山リス村があり、金華山に生息するタイワンリスとふれ合うこともできます。
さて岐阜城からの眺めはどうでしょう?
次ページにてご紹介します。