ドイツ/ドイツの鉄道旅行

こう買えば電車の切符が安くなる!

ドイツ鉄道には大幅に割引になる切符の買い方があります。条件を満たせば通常の半額以下で買うことも可能! さてその条件とは?

執筆者:カルカ 麻美

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ドイツ鉄道の切符の仕組みはちょっと複雑ですが、数ある割引ルールを知っていると驚くほど節約できることがあります。切符の賢い買い方、知らないと損をしてしまいますよ!

3日前までに特定の電車の往復切符を買うと
25~50%割引に!

飛行機のチケットのように「○月○日○時○分発、○○行きの電車に乗る」と指定し、往復で切符を買わなければならないため融通は利かなくなりますが、だいたいの予定が決まっている場合はSparpreis(シュパープライス=節約料金という意味)を利用すると非常に安くなります。

切符販売窓口
Sparpreisの条件はちょっと複雑。疑問があれば窓口で質問しよう。
■Sparpreis シュパープライスの条件
  • 往復切符のみ

  • 3日前までに購入

  • 利用する列車を事前に指定

  • 経路の中で最低1回はICEまたはIC/ECを利用

  • 最低料金は30ユーロ(2等)/45ユーロ(1等)

  • 50%割引になるSparpreis50(シュパープライス50)の条件:利用日は週末(土曜または日曜に日帰り)か、週末(土曜の夜から日曜にかけて)をはさむこと

  • 25%割引になるSparpreis25(シュパープライス25)の利用日はいつでもOK


  • 販売枚数に限りがあり、すでに売り切れの場合は3日以上前でも通常料金でしか買えません。そのため早めに手配をすることが重要です。また列車は指定しますがこれは指定座席ということではないので、座席予約は別途必要です。前日までの切符の払い戻し、交換は、15ユーロの手数料を払えばしてもらえます。当日は15ユーロの手数料に加え、シュパープライスと通常料金の差額を支払えば、利用する電車を変更できます。

    同乗者割引でさらに安く!

    ICE
    グループで利用すれば最高速列車ICEも割安に!
    同乗者(4人まで)は料金がなんと半額になります! これは上記のシュパープライスを利用したときのみ適用される割引「Mitfahrerrabatt(ミットファーラー・ラバット)」というもの。「シュパープライス50」と同乗者割引を組み合わせると、例えばベルリン―ミュンヘン間の往復2人分の料金が、通常384ユーロ(約54,530円)のところ144ユーロ(約20,450円)にまで値下がりします! 同乗者が増えれば増えるほど1人当たりの金額が下がるので、グループで移動するときにはぜひ利用したい切符の買い方です。

    ちなみにベルリン―ミュンヘン間は約600Km。ドイツの最高速列車ICEで片道6時間40分かかる距離です。この距離を2人で切符を買った場合、1人約1万円で往復できるなんて日本では考えられない安さですよね。

    【参考:割引料金計算の仕方】
    ベルリン―ミュンヘン間 通常往復料金1人分 192ユーロ
    シュパープライス50で50%割引に → 192ユーロ×0.5=96ユーロ ・・・ 1人目の料金
    同乗者割引で2人目はさらに50%引き → 96ユーロ×0.5=48ユーロ ・・・ 2人目の料金
    96ユーロ+48ユーロ=合計144ユーロ ・・・2人分の料金

    ちょっと複雑な計算方法ですが、ドイツ鉄道の時刻表検索ページでシュパープライスも同乗者割引も自動計算されるのでご安心を。窓口で買っても、条件に当てはまる場合は自動的に割引料金が適用されます。

    家族割引:14歳以下の子供は無料!

    両親/祖父母(またはそのうちの誰か一人)と同乗する14歳以下の子供は、電車代が無料になります! 切符購入の際、同乗する子供の人数を切符に記入してもらってください。電車に乗ってから記入しても無効になってしまうので注意。インターネットで購入する場合は、乗車する人の人数を入力するところで「子供」を選びます。また5歳以下の子供は常に無料。切符なしで乗れます。

    次のページでは近距離列車を安く利用できる周遊チケット、各種割引を組み合わせたモデルプランをご紹介します。

    更新日:2006年04月05日

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