家庭菜園/家庭菜園関連情報

植物はいじめた方が良く育つ?水やりの基本

いつもきちんと水やりをしているのに、枯らしてしまう。枯れそうになったから、せっせと水やりをしたら、ますます枯れてしまった。そんな経験はありませんか?実は、植物はいじめた方が良く育つのです。その方法は?

小島 理恵

執筆者:小島 理恵

家庭菜園ガイド

夏に向かって、植物がグングン生育する季節。土も乾燥しやすくなり、水やりの頻度も高くなってきますね。
受け皿に水を溜めていると?
受け皿に、常に水を溜めていると?
ところで、皆さんは、普段どのように水やりをされていますか?

例えば、室内に置く観葉植物の場合、
a.
受け皿や鉢カバーに常に水が溜まった状態にしておいて、その水がなくなったら、次の水やりをする。
b.
受け皿などに溜まった水は、すぐに捨て、ある程度、土が乾燥してから、次の水やりをする。
a b、どちらの方が、植物の生育が良いと思いますか?


受け皿に常に水を溜めていると?

この写真は、同じサイズのパキラを買ってきて、3ヶ月ほど同じ環境下においておいたものです。違うのは、水やりのしかたで、左のものは、常に水を溜めて管理したもの、右のものは、受け皿に溜まった水は、すぐに捨て、乾燥してから水やりをしていたものです。
大きさの比較
・左:受け皿に常に水を溜めていたもの
・右:水を溜めず、土が乾燥してから水やりをしたもの

左の方が、若干小さく見えますが、それほど違いがないように感じますか?
それでは、同じ時期に展開した、新しい葉を切り取って比較してみましょう。


葉の比較
・左:受け皿に常に水を溜めていたものの葉
・右:水を溜めず、土が乾燥してから水やりをしたものの葉
先ほどの写真と同様、左のものが、常に水を溜めて管理していたものの葉です。どうですか?明らかに葉の大きさが違っていますね。


どうして、3ヶ月でこれほどの差が出るのでしょうか?
原因を探るために、鉢を外して、根っこをチェックしてみようと思います。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます