ロングステイ関連情報

更新日:2006年08月25日

国内移住もあり!実践マルチハビテーション

マルチハビテーションという言葉を知っていますか?定住という概念を超え、いくつかのお気に入りの都市で暮らすことを意味します。実践者に、海外と国内の垣根はないようです。

マルチハビテーションという言葉を知っていますか?
マルチ(Multi-「多様な」を意味する複合辞)とハビテーション(habitation「住居」を意味する名詞)を組み合わせた造語で、二地域以上の、複数の居住空間に生活することをさします。定住という概念を超え、いくつかのお気に入りの都市で暮らす———。マルチハビテーションの考えに、国内と海外の垣根はないようです。


マルチハビテーションの時代が到来

流水書房
書店にはマルチハビテーション関連の雑誌や書籍も増えている
農耕民族といわれ、土地や血脈に厚い信仰をもつことで知られるわたしたち日本人も、渡航自由化以降、海外を広く見聞するようになり、近年ではライフスタイルも多様化しています。
小学館が発行する上質生活誌『"target="_blank">駱駝(らくだ)』では、毎号、この「マルチハビテーション」をとりあげ、暮らすことに力点を置いた取材記事を掲載。読者層から多くの支持を得ています。

生活の拠点を、国内外問わず複数持つ、もしくは「持ちたい」と考えるひとが急増する背景には、インターネットの普及などによる世界観の変化も影響しています。
海の向こうでも、時差を気にせず仕事を受発注し、納品する。著述業やクリエーター系が海外に拠点をもつ傾向にあるのは、「物流を伴わないから」とも考えられています。

リタイアリーはもちろんのこと、後述する、租税回避を目的にクロスボーダー化する若き成功者たちも同様で、まさに時代はマルチハビテーションといえるでしょう。
特に、定年を待たずしてマルチプルに居住先を持つ傾向は、現役世代において、今後も強まると考えられます。

税法上の違いも根底に

バンクーバー全景
税法上の違いが居住地やライフスタイルに大きく影響する
そもそも、アングロサクソン系のひとびとの多くは、一生涯のうち、数年のサイクルで、生活の拠点を移す傾向にあり、ときには大陸をまたぐことさえあります。
遊牧の民をルーツにもつと言ってしまえばそれまでですが、税法上の違いが起因していることは否めません。
相続税贈与税という概念がない国々に暮らすひとたちは、引越しや転居を伴う資産の移動に、リスクをあまり感じないというのが、ひとつの大きな要因です。

米国人の自宅保有年数が平均7年であるだとか、豪州人が生涯で引越しをする平均回数が7回であるだとか、聞いたことのあるひとも多いのではないでしょうか。
1 2 3 4
  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

この記事の担当ガイド

写真

千葉 千枝子

観光ジャーナリスト・城西国際大学 横浜商科大学 東京成徳短期大学 観光学講師・会社経営。運輸・観光産…

続きを読む

ガイドからのお知らせ

旅行関連コミュニティ

北欧好きが、愛用の北欧モノを見せ合うコミュニティ

メルマガ登録

【旅行メルマガ】現地に精通したガイドが、地元ならではの使える旅行情報やおすすめスポットなどの厳選情報をお届けします。

ショッピングカタログ

All About ウェブマガジン

女性向け

雨が楽しくなる!レイングッズ15

男性向け

マネしたくなるアイデア住宅

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック

知識・経験を生かして、記事を書いてみませんか?