姿勢・仕草/可愛く美しく見せる姿勢・仕草

産後も綺麗なママでいるには?出産後のお疲れママとの違いは何か

産後は女性が輝く時期の一つといわれています。でも、「綺麗なママ」と「お疲れのママ」がいるのは何故? 産後も綺麗なママでいるための鍵は、「姿勢」にあり! 「赤ちゃん抱っこ美姿勢術」で、優雅なママになりましょう。

長坂 靖子

執筆者:長坂 靖子

ウォーキング・姿勢ガイド

産後も綺麗なママでいるために……

産後も綺麗なママでいるためには

産後の女性は美しいはず…

女性が美しく輝く時期の一つとして「産後」を上げることができます。この時期は、心の充実が外見にも表れ、忙しくとも輝ける時期。
でも、「美しいママ」と「お疲れオーラがでているママ」がいるのは何故? その違いの秘密は、ズバリ「姿勢」にあります!

育児は、なにかと「前かがみ」になる作業が多いため、腹筋が抜けて猫背になりがち。猫背は、暗い疲れた印象を与えてしまうだけでなく、その姿勢を習慣化させると、身体の前面に贅肉がたまってボディーラインが崩れはじめ……、気付いた時には体型がたるんで戻りにくい状態に陥ってしまうのです。

ママになってもキレイであり続けたいと思う女ゴコロをサポートすべく、出産後のママの印象を大きく左右する「姿勢」をチェックしてみましょう。

姿勢を意識する「キレイママ」と意識しない「お疲れママ」との違いはどこにあるのでしょうか? 早速、彼女たちの姿勢の違いをチェックしてみましょう。
   

赤ちゃんを抱きかかえる姿に「生活の疲れ感」が出てるかも?

なんでそんなにお疲れオーラ満載なの!? 姿勢が悪いだけで暗く不幸な雰囲気に見えちゃいます。
【お疲れママ姿勢】
 
育児や家事に忙しいのはわかりますが……、背筋が曲がっていると、暗く疲れた印象に見えてしまいます!せっかく、BABYとハッピーな日々を送っているのに、お疲れオーラ満載なんてもったいない。
姿勢のNGポイントを解説しますので、参考にして今すぐチェンジを!
 
■NGポイント1:力が抜けた腹筋と猫背
腹筋の力が抜けると猫背に!
腹筋の力が抜けると猫背に!

大切な赤ちゃんを優しく包みこみたい気持ちが強いので、ついつい身体が丸まってしまいがち。そんなママの気持ち、よーく分かります!
けれど、この姿勢で長く赤ちゃんを抱っこしていたら、貴女の腹部(内臓)に負担がかかってしまいます。猫背は、腸を圧迫してぜんどう運動を阻害させ、便秘を引き起こす原因となってしまうケースもあるのです。
大切な赤ちゃんの為にも、見た目もさることながら、健康な身体を維持したいものですよね?
 
■NGポイント2:骨盤に負担をかける姿勢
骨盤の歪みは身体全体に影響します
骨盤の歪みは身体全体に影響します

赤ちゃんを抱っこする時、腰をそらして腰で重心をとって抱っこをすると、骨盤のポジションも正しい位置からずれてしまいます。日々の抱っこで骨盤のズレが日常化すると、身体全体に歪みを生じバランスを崩す原因となってしまいます。
骨盤の位置は正しい位置をキープして、重心を身体の中心でとるコトを意識しましょう。正しい赤ちゃん抱っこが、日々のエクササイズにも繋がりますよ!
 
■NGポイント3:だらしない足元
足元は美姿勢のカナメ!
足元は美姿勢のカナメ!

大切な赤ちゃんの安全を意識するあまり、足元を広く開いてバランスをとろうとする気持ちは分かるのですが…、実は足元を見ると、爪先と膝の方向がバラバラなんてことも。
これでは骨格のバランスが悪く、安定した姿勢とはかけ離れたものになってしまいます。
見た目も美しくありませんから、良いことなんてありません。
愛する赤ちゃんの為に安全な姿勢をとっているつもりでも、実は身体に負担をかける姿勢になっている場合も多いのです。見た目も暗い「お疲れママ」に見えてしまうだけでなく、健康面にも悪影響を与えているなんて、百害あって一利なし。逆に、バランスよい姿勢は、健康にも赤ちゃんの安全面にもGOODなのです。
 

綺麗なママは、背筋がピーンと伸びて、明るい印象!

姿勢が良いだけで、印象がグッと華やいで見えますよね? BABYとの一体感もばっちりな美姿勢できめれば、幸せオーラが全開!
【キレイママの姿勢】
美姿勢
 
体幹部を意識してBABYを抱っこすると、赤ちゃんとの一体感が生まれ、美しい姿勢となります。そのポイントは、骨盤周辺から腹筋周りの筋肉の使い方にあり!キレイママの姿勢ポイントをチェックしましょう。
 
■OKポイント1:腹筋を使い安定した上体作り
安定した上体なら赤ちゃんも安心です
安定した上体なら赤ちゃんも安心です

腹筋に力を入れて背筋をピーンと伸ばすと、ママと赤ちゃんの身体が接する面積が増え、ママの身体に広く寄り添うことにより、赤ちゃんの安心感もアップします。
この姿勢だと、赤ちゃんの体重分の負荷が腹筋にかかるため、産後のたるんだ腹筋を自然に鍛えることに繋がる嬉しいオマケもあるのです!
 
■ポイント2:骨盤ポジションを意識
骨盤を意識して産後のたるみをリセット!
骨盤を意識して産後のたるみをリセット!

骨盤を立てた抱き方は腰痛の防止にもつながり、長時間の抱っこが可能となります。
産後は、出産時に動いた骨盤を整えるチャンスの時期でもあるので、この抱っこの時間を「骨盤エクササイズ」にあてて、日常生活の中で無理なく骨盤を整えましょう!
 
■OKポイント3:美しい下半身
足元は美姿勢のカナメで
足元は美姿勢のカナメです

赤ちゃんの安全を保つための「安定した姿勢の基礎は足元にあり」といっても良いでしょう。
骨盤の幅に足を開いて前後させ、爪先と膝を同一方向にした立ち姿は、バランスが取れ健康面・安全面にも良いだけではなく、見た目にも美しい姿勢といえます。
 
どちらのママも、愛するわが子を思う優しい気持ちは一緒!
正しい姿勢は、見た目に良い印象を与えるばかりではなく、健康面にも良い影響を与えますので、これらのポイントを踏まえて、是非、実践してみてくださいね!
 

赤ちゃんと一緒に綺麗ママを目指そう

BABYとの一体感がポイント!
BABYとの一体感がポイント!
単に美しさだけを追求する事は、女性としてはアリかもしれませんが、ママとしてはいかがなものかと思います。
ガイドサイトが提案する「美しさ」は「バランス」にあり! 母として「女性」として、バランスの取れた美しさを目指しましょう。

ママがきれいを意識するあまり、子どもが置いてけぼりなケースは、傍から見ていて悲しい気分になりますよね!?
目標は、ママとこどもが一体感がありながらキレイである事です。
美しい姿勢は、キレイに見えるだけでなく、もちろん健康面にも良い影響を与えてくれますし、幼少期から家庭内で「姿勢」を意識する事により、自然と「子供にも美姿勢習慣が伝わる」というメリットがある事をも、お忘れなく!
実は、大人になってから姿勢をなおす事は結構難し事なのです。
(実践して頂いている皆様は、実感されているのではないでしょうか?)
幼少期からの姿勢教育は、親しか出来ないかけがえのない教育の一つともいえるのです。
まずは私たちが率先して、日常生活の中で実践しましょう!
 
■抱っこ紐を上手に活用
抱っこ紐
抱っこ紐は美姿勢の強い味方!

正しい姿勢は全身の筋肉を使います。
今回、実践レッスンにご参加頂いたママからの一言。
「姿勢を保つのって筋トレみたい。普段、使ってない筋肉が意識できました」
初期の慣れない時期は、疲れてしまうコトもありますが、ママの疲れは育児に良い影響を及ぼしません。
そんな時は、市販の「抱っこ紐」を上手に活用しましょう!紐が身体の筋肉をサポートしてくれ、ママの背筋を自然に伸ばしてくれます。

参考商品:「コンビ」の抱っこ紐

無理なく「美姿勢を習慣化」して、キレイママを目指しましょう!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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