基本ルール6
津軽海峡線木古内~蟹田間、石勝線新得~新夕張間は普通列車が運行していないため、特例として当該区間内相互発着の場合に限り、このきっぷのみで特急列車の普通車自由席に乗車できます。ただし、特例区間にまたがって乗車する場合は、乗車全区間の乗車券及び特急券が必要となります。
ここまで、しつこいほど普通列車にしか乗れないと言ってきたのですが、実はこの「青春18きっぷ」だけで特急列車に乗れる区間があるんです!
1. 津軽海峡線 木古内~蟹田間
2. 石勝線 新得~新夕張
これらの区間には特急列車しか走っていません。ですから本来ならば「青春18きっぷ」で旅行をする場合には通れない区間であってもおかしくないのですが、「特例」措置として特急列車の普通車自由席なら乗っても良いということになっています。ただし特例区間の両端駅ともに停車する列車に限ります。もしこの区間を1駅でもはみ出して乗った場合にはこのルールは適用されず、乗車全区間の特急券と乗車券を購入しなければなりません。
基本ルール7
旅客鉄道会社線(JR線)以外の会社線を経由する列車をご利用の場合は別に会社線に有効な乗車券類が必要です。
最近は新幹線の開業にともないJRから分離され、第三セクター等によって運営される路線が増えてきました。そのような
JR以外の路線を経由する場合には、途中下車をするしないにかかわらず、たとえJRからの直通列車で通過するだけでも、各鉄道会社の乗車券類を別途購入する必要があります。
例えば、名古屋~伊勢市・鳥羽間を結ぶJR東海の快速「みえ」は、途中の河原田~津間で伊勢鉄道というJR以外の路線を経由しているため、伊勢鉄道区間の運賃が別途必要になります(この列車の場合は、事前に乗車券を買っていなくても、車内での検札時等に車掌さんへ申し出て精算することが可能です)。
基本ルール8
払いもどしは、ご利用期間内で未使用に限り発売箇所で取り扱います。
1回でも使ってしまったら、たとえ余っても残りを払い戻すことはできません。これが結構落とし穴になることもあって、5回分使うつもりで購入したものの、予定が変わってしまって利用期限内に2回分しか使い終わらなかった、などということもあり得ます。これではかえって高くついてしまうかもしれませんね。
ですからこの切符を購入するのは基本的に全部使い切ることを前提に、しっかり計画をたてて、ムダにならないようにしましょう。もし全部使い切る自信がない場合には、「青春18きっぷ」以外の切符も選択肢に入れて考えてみましょう。必ずしも「格安」にこだわる必要はないのです。
基本ルール9
列車の運行不能・遅延等による払戻し及び有効期間の延長はいたしません。
「青春18きっぷ」に限らず、いわゆる「トクトクきっぷ」類の多くに当てはまることですが、通常の切符には認められている払戻しなどについては少々厳しく制限されています。
「青春18きっぷ」で旅行中に台風などで列車が遅れたり運休になり旅行が継続できなくなっても、当日使用している分の払戻しやムダになってしまった分の払戻しはできません。ただし実際の現場では切符に関係なく金銭面以外の措置がとられる場合もありますので、駅や車内での案内には十分注意しましょう。
基本ルール10
お客さまご自身で下記連絡先へお申込みいただき、きっぷを呈示すると、JRホテルグループにて宿泊料の割引等が受けられます。
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| 駅の真上に泊まれるのは魅力 |
これはあまり知られていないかもしれませんが、JRホテルグループの知名度アップと利用者増を目的に、2005年春(3月~4月)の「青春18きっぷ」発売に合わせて開始された新しい制度です。
事前に予約センターに電話して申込み、宿泊の際に「青春18きっぷ」を呈示すると宿泊料の10~20%程度の割引を受けられるというもの(割引率は各ホテルによって異なります)。割引以外の特典が付いているホテルもあるようです。
JRホテルグループのホテルは全国52ヶ所にあり、交通新聞社発行「JR時刻表」の表紙をめくった裏側にもホテルの一覧が掲載されています。さすがJRと名前が付くだけあって、その多くが駅に直結もしくは至近の立地。鉄道旅行をしていると早朝の列車に乗ることも多いので、「駅に直結」というのは鉄道旅行者にとって大変利用価値が高いホテルと言えます。みなさんもぜひ活用してみることをおすすめします。
※ただし、
土・日・祝日は予約センターがお休みなので注意。
■JRホテルグループ
予約センター TEL:03-3216-0489(営業時間:9:30~18:00、土・日・祝日休業)
JRホテルグループホームページ◇ ◇ ◇
「青春18きっぷ」を購入した時に付属している「ご案内」をもとに「青春18きっぷ」の基本ルールを紹介しましたが、いかがでしたか?
超格安切符ゆえ、通常の切符と違った制約も確かにあります。しかしこれらの基本ルールを守れば、出発地も、目的地も、経由地も、途中下車も、全てが自由!こんな切符は他にありません。
皆さんもこの夏はぜひ「青春18きっぷ」で旅立ってみませんか?