時短生活/片付けを時短するコツ

脳に無理をさせない片付けドリル(2ページ目)

人の脳は小さなステップを根気良く繰り返した時のみ、小さく成長します。「片付け脳」を作るためには、とにかくあせらないのがコツ。まずは、毎日5分の小さな片づけドリルからはじめてみましょう!

ももせ いづみ

執筆者:ももせ いづみ

時短生活ガイド

脳に無理をさせない片付けドリル

脳のためにも、一足飛びに高い目標を目指さないことが大事です
脳のためにも、一足飛びに高い目標を目指さないことが大事です"
現代社会には大量の物と情報が溢れています。こうした大量のものを認識して仕分けし、あるべきところに最適な方法で収納していくためには、非常に高度な脳の働きが必要となります。
前のページで、片づけが苦手な人は「物の分類」「物の位置の三次元把握」「物の大きさや量の推測」が苦手といった脳の特徴があるとお伝えしました。脳の力が足りない部分に、完全にキャパシティをオーバーする課題を与えても、こなせないのは当然です。
こうした人は、まずは「片付け脳」を作るために、以下のことに着手する必要があります。

・ 毎日5分で済む簡単なことを、小さく繰り返すことで、脳の「片付ける」能力を1mmづつ伸ばしていく


ちょっと、気が遠くなるような課題と思えるかもしれませんね。
でも、物が溢れすぎている現代では「片づけが苦手なのは自分の能力不足ではない」ことを知って自分を責めないこと。そして、その上で高度な場所に目標を置かず、毎日の小さな課題に目をむけてこれを繰り返すこと。
「片付ける」ことをそんな視点で見られるようになることが、まずは大切だとガイドは考えています。
雑誌に出ているような片付け上手さんの素敵な部屋、完璧に整理されたデスクを目指すのではなく、ごく小さな課題であっても、毎日こなすことに意味があることを知りましょう。そのために日々やってみたいのが

・ 小さなエリアにある、少ないものだけを元あった場所に戻す


このドリルです。主婦なら、毎日ダイニングテーブルの上だけ何もない状態を目指すという場所に目標を置いてもいいでしょう。ここでは、ビジネスマン&ウーマン向けに、

・ デスクの一角に何もない状態を作るドリル


にトライしてみましょう。

次のページで、くわしくお話していきます。

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