時短生活/掃除を時短するコツ

バスケット2個作戦で排水口おそうじいらず

忙しいと時間が足りないだけでなく、細やかな場所への心配りが働かなくなりがち。特に排水バスケットはぬるぬる汚れの温床に! バスケット2個作戦で、ぬるぬるおそうじと永久決別しませんか?

ももせ いづみ

執筆者:ももせ いづみ

時短生活ガイド

フルタイムで乳幼児を育てていたとき、忙しい日が重なると家の中でまっさきに悲惨な状態になる場所がありました。それは「キッチンのシンクの排水バスケット」! 気がつけば、ぬるぬるになって悪臭が。さらに放っておくと黒かびもはえ始め、もう悲惨! 忙しいと時間が足りないだけでなく、細やかな場所への心配りが働かなくなりがち。ぬるぬるバスケットが目に入ると、さらに気持ちの余裕がなくなり落ち込んでしまいます。せめてキッチンの排水バスケットはいつもぴかぴかに! そんな思いから苦肉の策で編み出したのが、「バスケット2個作戦」です。さあ、今日からあなたの家の排水バスケットも、手間入らずでいつもぴかぴかですよ!
・・・INDEX・・・■ キッチンの排水口がぬるぬるになるわけ■ バスケット2個作戦でラクラクピカピカ!

キッチンの排水口がぬるぬるになるわけ

ぬるぬるには理由があります
排水バスケットがぬるぬるになってしまうのには、理由があります
排水口とバスケットは、よほど清潔好きで毎日こまめに洗っておかないと、すぐにぬるぬるとして汚れてしまいます。特に春から夏場にかけての季節は特に不衛生になりがち。この場所が汚れやすいのには理由があります。
・生ごみをためることで、残飯や汚れた排水で
雑菌が繁殖する。
・ゴムのふた(菊割れといいます)で暗く密閉され、
さらに繁殖が進む。
・水が常に雑菌の繁殖したバスケットを通って流れることで、
配水管の汚れや詰まり、悪臭にもつながりさらに悪循環となる。


つまり、排水バスケットの汚れを防ぐにはこうした工夫をすればいいことがわかってきます。

1、排水バスケットをごみ入れとして使わない。
2、ふたを取って密閉されるのを防ぎ、中がよく見えるようにしておく。
3、バスケットを小さめのものに変えて、中身をこまめに捨てる。


排水バスケットの主流は、いまは浅型です!
新しいタイプのシステムキッチンでは、排水バスケットの主流は浅型です!
そもそも、キッチンシンクに大きなごみ受け用の排水バスケットがついたのは、システムキッチンの普及に伴ってでした。でも、すぐにぬるぬるになって不衛生になる「排水バスケットの悲劇」があちこちで起きたため、最近のシステムキッチンではバスケットが浅型に変わってきています。
まずは、あなたの家のキッチンシンクのバスケットの形を確認してみましょう。そして、今すぐ以下のことに取り組んでみましょう。


1、排水口の直径を計り、大きさの合う浅型の排水バスケットを2個買ってくる。(「2個」というのがミソです!)。
2、古いバスケット、ゴムのふたは撤去する。
3、水にぬれずに生ごみを捨てられる場所を確保する。(三角コーナーも撤去して、キッチンカウンターの上などぬれない場所に生ごみ入れを確保します。)



次のページでは、この2個の浅型バスケットをつかって、お手入れもそうじも必要なく、いつもぴかぴかきれいな排水バスケットを維持する方法をお教えしますよ!
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