文章:徳力 基彦(All About「最新ネットコミュニケーション」旧ガイド)
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| 日本発のニコニコ動画 |
このコーナーでは、各ニュースサイトの記事を元に、これからのネットコミュニケーションの将来がどうなってくるのか、皆さんと一緒に想像していきたいと思います。
今回はニコニコ動画を取り上げます。
日本生まれで注目されるニコニコ動画
こちらでも、何度かご紹介しているように、いまや動画共有サイトの代名詞となっているのはYouTubeです。
他の事業者も様々な動画共有サイトを公開していますが、先月
YouTubeの日本語サービスが開始されたこともあり、知名度や利用者数の面からすると、他のサービスはYouTubeにまだまだ大きく水をあけられているのが現状でしょう。
海外のリサーチにおいても、YouTubeが動画共有サイト全体の利用に占める割合は6割というようなデータが出ており、当分はYouTubeの優位は崩れそうにありません。
ただ、そんな中、日本を代表する新しい動画共有サイトといえるサイトがあるのをご存知でしょうか。
それが「ニコニコ動画」です。
サービス名を一目見て分かるように、このサービスは純粋な日本生まれ。
動画の上にテキストで突っ込みを入れることができるという独特な機能が受けて、大きな注目を集めているのです。
もともとのサービスが実験的に開始されたのは2006年12月。それから半年ちょっとですでに無料利用者数は180万人を突破。
サーバーの増強が追いつかず多くの人がアカウント登録をしてサービスが使えるようになるのを待っている状態です。
新たなビジネスの可能性も
そんな中私が注目したのはこちらのニュースです。
「ニコニコ市場(仮)」開始、動画視聴画面で関連商品を登録・購入可能ニコニコ動画で提供されている動画に、関連する商品を広告として登録できる機能が提供されるようになったのです。
以前に
YouTubeが動画の広告収入を投稿者とシェアすることを検討というニュースをご紹介しましたが、日本でも同じアプローチのサービスが始まったことになります。
さらに注目されるのが、ニコニコ動画のプレミアム会員がすでに5万人を突破していると言う点。
現在、ほとんどのインターネット上のサービスは無料で提供されるのが当たり前になっています。
mixiのように付加価値のあるオプションサービスを有料にするケースは結構ありますが、多くの場合は広告収入のほうが安定したビジネスになっているのが現状です。
そんな中、ニコニコ動画は有料サービスで、いきなり1ヶ月で5万人もの会員を獲得してしまったわけで、本当に価値のあるサービスであれば利用者はお金を払うということも明らかにした事例といえるでしょう。
今すぐ登録しても、24時間使える権利がもらえるまでにはかなり待たないといけないほどの人気サービスになっていますが、是非一度は試してみることをお勧めします。
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