文章:徳力 基彦(All About「最新ネットコミュニケーション」旧ガイド)
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| 携帯で動画メッセンジャーとは? |
このコーナーでは、各ニュースサイトの記事を元に、これからのネットコミュニケーションの将来がどうなってくるのか、皆さんと一緒に想像していきたいと思います。
今回は動画によるコミュニケーションを考えます。
なかなか利用者が増えないテレビ電話
皆さんはテレビ電話に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
多くの方はテレビコマーシャルで見たことがある程度で、ほとんど使ったことがないという方が多いかもしれませんね。
実はNTTが一般利用者向けに「フェニックス」というテレビ電話端末を初めて発売したのは、いまから10年以上も前のことになります。
当時の「フェニックス」はISDN対応で、1台19万8千円。
今となっては非常に高価に感じますが、当時は画期的な価格といわれ話題を呼びました。テレビコマーシャルも数多く流されましたから、ご存知の方もおられるかもしれませんね。
その後、NTTグループを中心に様々なテレビ電話端末が発売されてきました。
今ではMSNメッセンジャーのような無料のソフトウェアにもテレビ電話ができる機能がついており、パソコンに小さなカメラを設置すればテレビ電話を利用できます。
さらに最近では、NTTドコモがテレビコマーシャルでアピールしているように携帯電話にもテレビ電話機能がついていますし、10年前に比べればテレビ電話の利用環境は完全に整ったといえるでしょう。
ただ、現在のところテレビ電話はまだそれほど世の中にブームを巻き起こすほどにはなっていないのが実情です。
その要因としては、これまでも端末の使い勝手や、利用料金など、様々な課題が指摘されてきましたが、そもそもテレビ電話を使うことに慣れていないということや、お互いに同じ環境でないと使えないことも大きな要因といえるでしょう。
(女性は化粧していないときにテレビ電話には絶対出ないから、人類の半分が利用しない手段なんて普及しないということをいう人もいるようです。)
ビデオメッセージの送信から始めては?
そんな中、私が注目したのがこのニュースです。
2005/4/28
jig.jp、動画を送受信できるメッセンジャーアプリ(ケータイ Watch)jig.jpは、携帯電話向けフルブラウザで有名な日本のベンチャー企業ですが、そのjig.jpが携帯電話で動画メッセージをやり取りできるjigメッセンジャーというアプリケーションのβ版を発表しました。
jigメッセンジャーはパケット通信で、お互いに動画をやり取りすることができますので、パケット定額プランの利用者であれば追加料金を支払うことなく動画のやり取りができるわけです。
しかも、注目したいのは動画を片方が撮影して相手に送るという使い方。
テレビ電話だと、コミュニケーションをとる両方がテレビ電話を使うイメージになりますが、片方が動画を取るだけであればビデオ撮影して相手に送るイメージになります。
ビデオメッセージ自体は結婚式や卒業式などで利用している人も多いでしょうから比較的敷居も低いはず。
こういったjigメッセンジャーのようなアプリケーションで動画によるコミュニケーションに慣れた人が増えてくれば、徐々にテレビ電話のような双方向の動画コミュニケーションの利用者も増えてくるかもしれませんね。
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