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更新日:2003年06月10日
昨年秋頃から頻繁に聞かれるようになった「IP電話」。技術的なことを知らなくっても利用できちゃうけど、基礎知識だけは入れておきたいかも・・・・という方のために、簡単にまとめてみました。
第三世代携帯、ブロードバンド、ホームサーバ・・・。| 最初に・・・IP電話の定義 |
実は「IP電話」「インターネット電話」の言葉は、少しあいまいに使われているところがある。広い意味では、「IP網を使った通話」すべて、たとえば全国一律20円で電話をかけられ、マイラインの時に大きな話題になったフュージョン、パソコンにヘッドセット(ヘッドホンとマイクがセットになったもの)をつけて音声通話をするタイプも含まれる。
狭い意味では、BBフォンや@niftyフォンなど、ブロードバンドサービス利用者に対してプロバイダ等が提供するサービスをさす。
ここでは、「IP電話」として最近雑誌等でとりあげられることが多い後者、つまりプロバイダがADSL等のブロードバンドサービス利用者に対して提供しているもので、VoIP対応モデムなど専用機器を使い、従来の電話機から電話をかけることができるタイプのものに絞って話を進めたいと思う。
| 「VoIP」基礎知識─ちょっとだけかじっておこう |
「VoIP」─”ブイオーアイピー”とか”ボイップ”とか呼ぶようだ。
何だか難しそうな単語だが、基本部分なので簡単に説明しよう。
VoIPとは、「Voice over IP(Internet Protocol)」の略で、音声をデジタル化して、インターネットと同じようにIPネットワーク上でやりとりする技術のことだ。IPネットワークは、NTTの従来の電話網と比べて低コストで構築&運用ができるため、VoIPによる電話は一般的に従来の電話よりも安くなる。もし誰かにさらに「なぜ?」と聞かれたら、「ほら、タクシーより乗り合いバスのほうが安いだろ。そんなもんさ。」と答えておこう。間違ってはいないと思う。
VoIP自体は比較的以前からある技術だが、一般個人向けのサービスが実現した背景は「ブロードバンド化」だ。今、プロバイダが相次いでIP電話サービスの提供開始をしているのは、ADSL12MBなどブロードバンドユーザが対象となっているが、高速化で良好な音質で通話ができるようになったのと同時に、VoIP対応モデム等の機器で、通話の末端部分(家など)から直接IP網を利用することができるため、かけた側ではNTTの市内電話料金もかからない。しかも電話をかけた相手も同じIP電話サービスを利用していると、最初から最後までIP網だけで通話ができるため「会員間なら距離&時間に関係なく通話料無料!」なんてことも実現するのだ。
| 普通の電話とどう違うの? |
■専用機器が必要

(執筆者:和田 亜希子)
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