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更新日:2006年11月28日
今回は仕事の一環としてモバイルを追求する人のために、ちょっとしたTIPSをお知らせしたい。それは「モバイルでのFAX送受信」だ。
一口に「モバイラー」と言っても、趣味の一環としてモバイルを追求する人もいれば、仕事をより円滑にこなすために機器やサービスにこだわる人もいる。今回は仕事の一環としてモバイルを追求する人のために、ちょっとしたTIPSをお知らせしたい。それは「モバイルでのFAX送受信」だ。
1990年代半ばからインターネットが普及し、今や電子メールが当たり前になった。ニフティサーブやPC VANなど、ごく一部の人たちがパソコン通信を楽しんでいた時代と違い、現在は「FAXモデム」という言葉がまるで死語のようになっている。
「今さらFAXを使うこともないでしょう?」──そう個人的には言いたいところ。しかし、仕事でFAXを使うことはまだまだ多い。そこで困るのが、出先でFAXを受けることなのだ。
「先ほどFAXをお送りしましたけど、ご覧になりましたか?」……そう聞かれても、今は出先。しかも明日の夜でないと確認もできない。「明日の昼までにご確認いただけますか?」と言われても、手も足も出ない──。
と、そんなことにならないように、「インターネットFAX」の利用をオススメしておきたい。インターネット経由でFAXを送受信できるというもので、送信のみのサービスや受信のみのサービス、送受信どちらもできるサービスなどがある。
インターネットFAXサービスはいくつかあるが、特にモバイラーにオススメしたいのがYOZANスカイキャストコミュニケーションズが提供する「D-FAX」だ。インターネット経由でFAXを受け取れる受信専用サービスで、登録料無料、受信料無料の夢のようなサービスだ。登録すると「020」で始まるFAX番号をもらうことができる。その番号宛にFAXを送信すると、送信した内容を画像(マルチページTIFF形式)を添付する形で、登録したメールアドレスに送ってもらえるというものだ。
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| 受信料無料というのが魅力のインターネットFAX受信サービス「D-FAX」 |
「登録無料で受信無料のサービスなんてあり得ない!」と思われそうだが、もちろんカラクリはある。「020」で始まる番号は元々ポケットベルで使用されていたもので、送信者から課金できるシステムを利用している。受信者が料金を取られることはないのだが、その代わり送信者に課金するというものなのである。
利用料金は、1回あたりの基本料金が31.5円。プラス、NTTやソフトバンクテレコムを利用して1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)から呼び出した場合、40秒10.5円、それ以外の地域の場合30秒10.5円がかかる。KDDIのビジネスダイレクトサービスを利用して呼び出した場合は1都3県から46秒10.5円、その他地域から40秒10.5円。通信料金は、電話料金と同じ請求書で「ポケットベル会社ご利用分」として請求されるという。NTT回線などを利用してFAXを送信する場合に比べて料金は高いが、携帯電話の通話料金などと比べても決して割高ではない。
FAX番号は1人1つもらえるので、名刺などに印刷することも可能だ。ただし高額ではないものの、送信者から課金するシステムなので、FAX番号を印刷する際には「D-FAX」を利用している旨をどこかに書いておくといいだろう。そのほかの注意点は、海外からの受信に対応していないこと、G3 FAXのみの対応で、G4 FAXに対応していないことが挙げられる。
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| D-FAXで受信したTIFFファイルをWindows上で表示してみたところ。マルチページTIFFファイルに対応したビューワーでないと最初のページしか見られないので注意(上の画像は「Microsoft Office Document Imaging」を使用) |
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| ウィルコムのスマートフォン「W-ZERO3 [es]」のメールソフト「W-ZERO3メール」でD-FAXで受信したメールを表示したところ。添付ファイルを選択して「開く」を選ぶと、TIFF形式に関連づけたソフトでデータを閲覧できる | |
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| TascalSoftのシェアウエア「TFV(Tascal Fax Viewer)」でTIFFファイルを開いてみたところ。スマートフォンでも手軽にFAXを確認できるのがうれしい | |
(執筆者:安藏 靖志)
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