■無防備な無線LANを探せるソフトがある! 「膨大な家屋から無防備な無線LANを探すのは至難の業では」。甘いです。無防備な無線LANを簡単に探すことができるソフト「Network Stumbler」がインターネットで公開されています。このソフトをノートPCにインストールして、車の補助席に載せ、1時間も走り回れば無数の無防備なアクセスポイントを補足できるでしょう。ご丁寧に、GPSと連携して緯度経度を保存する機能までついています。
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| Network Stumblerのリスト。鍵がついていないアイコンは暗号化されていないもの。中には設定を変更していないと思われるESS-IDのものまであった。 |
私もこのソフトを無線ルータのレビューで使っています。無線LANの電波の強さを測定できる便利なソフトウェアですが、悪用すれば上記のような使い方もできるのです。
■無線LANのセキュリティは「暗・隠・制」で守る では、無線LANのセキュリティはどうすべきでしょうか。キーワードは「暗・隠・制」、すなわち
暗号化、ESS-IDの
隠蔽、MACアドレスの
制限の3つです。
まず絶対に必要なのが「暗号化」です。まだ暗号化の設定をしていない人は、今すぐ設定してください。通信を暗号化することで容易に接続できなくなります。暗号化には「WEP64ビット、WEP128ビット、WPA、AES」などがありますが、後者の方が強力な暗号と言えます。無線ルータのマニュアルを読み、すぐに暗号化の設定を有効にしてください。
次に、無線LANの「ESS-ID」を変更して隠します。ESS-IDは無線LANの識別用IDで、これが一致していないと通信できません。最近の無線ルータやアクセスポイントにはESS-IDを隠す機能がついています。メーカー出荷状態から変更した上、隠す設定をしましょう。
最後に「MACアドレスの制限」です。無線LAN機器には「MACアドレス」という識別番号がついています。このMACアドレスを使って通信できる機器を使って制限するのです。MACアドレスは無線LANカードの裏や、ノートPCの裏に書かれています。
「暗・隠・制」を設定すれば、容易に無線LANを盗用できなくなります。空き巣は入りにくそうな家を敬遠すると聞きますが、無線LANのセキュリティも同じことが言えるのではないでしょうか。
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無線LANのセキュリティ対策