◆コンテナ5個で900冊一個のコンテナに入る本の数は、文庫にして約180冊。スチール本棚の一段で約50冊ですから、4段弱の収納力があるわけです。このコンテナは現在5つ並んでいますから、文庫にして約900冊入っていることになります。それが、書棚のように壁面を占有することなく、布団の下でおとなしくしていてくれることを考えると、なかなか空間の節約にはなっています。アクセス性もまずまず。

こコンテナはなかなかのすぐれものです。コンテナの利点は、耐荷重。小さなコンテナでも60キロ、80キロの耐荷重があり、踏み台にしても、同様に本を入れたコンテナを積み重ねても大丈夫です。ダンボールや単なるプラスチックケースでは、本の重みには耐えられません。本来なら、「アクセス性」と「体積を小さくする」を両立させるためには、「引き出し収納」がベストなのですが、本は重量があるため、引き出し収納には向かないのです。
コンテナ収納の効能のもうひとつは、書棚と違ってほこりがたまらないこと。ガラス戸付の書棚でないと、本にはすぐほこりがたまってしまいます(すっぽりカーテンをたらす方法もありますが)。このほこりを取る作業が減るだけでも結構うれしいものです。
そういえば、図書館勤務の友人が、図書館の避難訓練の模様を教えてくれたことがあります。地震が起きたら、真っ先に、
「書棚から離れてください!」
というアナウンスをするのだそうです。それほど、本の荷重というのは大きく、危険であるということでしょう。実際、昔引越しを手伝った読書家の友人のアパートは、本を収納していた押入れの床が抜けていました‥‥。
寝室に、背の高い本棚などを置くのは危険なので、頻繁に読まない本に関しては、ご紹介したような「ゆるやかな閉架式」にしてみてはいかがでしょう? デスクやテーブル、ベッドの下など、デッドスペースに置けば、古本屋のような部屋から脱却できますよ~。