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【宮城】今しか食べられない鮭のはらこ飯

鮭には一切れ100gほどで赤ワイン2本分のポリフェノールが含まれているといわれ、抗酸化作用、血管を丈夫にする、お肌をつややかにするなど、体にもいい食材。そんな鮭とイクラたっぷりはらこ飯、うまうまですよ!

執筆者:本多 美也子



体にもよくて激うま!鮭のはらこ飯

食欲の秋ですね。
松茸に新蕎麦、柿。実りの秋はおいしいものがいっぱい。
なかでもガイドがこの時期になると食べたくなるのが鮭のはらこ飯です。





鮭には一切れ100gほどで赤ワイン2本分のポリフェノールが含まれているといわれ、抗酸化作用、血管を丈夫にする、お肌をつややかにするなど、体にもいい食材。
今が旬ですから、いっぱい、おいしく食べたいですよね。
はらこ飯はガイドが食べた鮭料理の中でもいちばん、おいしかったもの。

とにかくスペシャルなお味なんですよー。

そもそも「はらこ飯」とはどんなものかというと、旨みの凝縮したハラス(卵を取ったあとのメスの身)をダシにして焚いたご飯に、脂の乗ったオスの鮭と、イクラをたっぷり乗せた豪快でうまさ格別のどんぶり飯。

これ、宮城県から東北の太平洋沿岸一帯にかけての郷土料理。
なかでも鮭がのぼってくる阿武隈川の河口、宮城県亘理町の名物です。

その昔、伊達政宗が亘理を訪れた時に献上したのがこの「はらこ飯」だったといわれています。
亘理は鮭ののぼり口にあたるため、鮮度のいい脂の乗った鮭が獲れるので、とにかく香りがよく、身が太っています。

鮭のダシをたっぷり吸ったササニシキはねばりと甘みがいっぱい。
それにイクラのしょう油漬けをまぜるとさらに旨みが倍増。切り身も肉厚で噛むと旨みがあふれてきます。

この味付けが素人ではちょっと出せないんですよね。
とにかく口福感いっぱいになること間違いなし!

この「はらこ飯」。
鮭のシーズンのみの限定料理。
9月から11月末まで味わえます。
東京から車で3時間半、飛行機でも仙台空港からすぐ。
「はらこ飯」目当てに宮城・亘理までひとっ走り、出かけてください。


ガイドが食べた「民宿見晴」は鳥の海と呼ばれる風光明媚な深い入江のそばにあり、海辺の散策にもぴったり。たくさんの海鳥にも会えます。


<ガイドが食べたお店>
【民宿見晴】 サイト
■電話0223・35・3678
■住所 宮城県亘理郡亘理町荒浜鳥の海8-11
■交通 仙台東部道路亘理ICより車10分 「鳥の海」そば
■営業時間 11時~15時
■定休日 木曜
Yahoo!地図情報
注意)はらこ飯は期間限定です。通常9月~11月。お出かけの際は食べられるかどうか確認を!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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