資格・検定/資格アーカイブ

「取ったら終わり」なんてとんでもない 「資格」は取ってからが肝心!

「仕事に活かす資格」を取りたいなら、取った後のことも忘れてはいけません。「更新制度」がある資格はもちろんのこと、取った後にも勉強を続けてこそ、資格も「活かせる」ものになるのです。

いぬかい はづき

執筆者:いぬかい はづき

仕事に活かせる資格ガイド

「資格を取ったら勉強は終わり」なんてとんでもない!

今資格取得に向けて勉強している方も、これからの方も、ちょっと聞いてください。「資格を取ったら勉強は終わり」なんて考えている方、いらっしゃいますか?
「仕事に活かせる資格」を取りたいあなたならそんなことはないと思いますが、念のため確認しておきましょう。

資格を取って勉強が終わり、ではありません。
むしろ、「資格を仕事に活かそう」と考えれば考えるほど、重要なのは「資格を取った後」の勉強なのです。

更新制度がある資格

「資格を取った後」も勉強する必要性が高い資格の代表格が、「更新制度」がある資格です。
「更新制度」とは、数年に一回程度、試験を受けたり単位認定を受けたりして「更新」しなければならない制度です。
自動車の運転免許に似ていますね。

すなわち、資格を一度取得すれば永久に有効なのではなく、その後も継続的に勉強や研究、実践を続ける必要があるわけです。これは、せっかく取った資格が「ペーパー資格」化するのを避けるためのシステムとも言えるでしょう。

たとえば、私も持っている「CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)」の例を挙げますと、「5年間で100ポイント」を獲得しないと資格を更新できないことになっています。
「ポイント」は、研修やセミナー、フォーラムなどに参加したり、論文をまとめたりすることで得ることができるので、否が応でも積極的に自己啓発や学習を続けなければいけません。
つまりは、「資格取得後」の勉強を怠ると、せっかく取った資格も白紙に戻ってしまうというのが、こうした「更新制度」がある資格の特徴です。

→次のページで「更新制度がない資格」について見てみましょう。「更新制度がない」というと楽そうに聞こえますが、実はそうでもないんですよね…。
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