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「高校留学」費用・治安重視ならカナダ留学

高校留学を考えているが、留学費用を考えると私立高校は高いし、アメリカへの留学は治安の面で少し心配。そんな時は、カナダの公立高校への留学を検討してみてはいかがでしょうか?今回はトロントの例です!

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

留学ガイド

高校留学を考えているが、留学費用を考えると私立は高いし、アメリカは治安の面で少し心配。そんな時は、カナダの公立高校への入学を検討してみてはいかがでしょうか?

<INDEX>
1年間の公立高校への留学費用は?(P2)
高校留学に必要な英語力は?(P3)
カナダの高校には「先輩・後輩」といった感覚がない?(P4)
高校卒業後の進学先は?(P5)

カナダ高校留学
トロントの名の由来は「人が交わるところ」。その名が示す通り今では人口400万人を有するカナダ最大の都市になっている。
カナダは「多文化主義法」発令のもと、英語系、仏語系、そして我々アジア系などを含む第3のグループの移民により、お互いに文化の異質性を認め共存する「モザイク国家」としての道を歩んでいます。そんなお国柄ですので、留学生もたくさん受け入れており、学校もホームステイも日本からの留学生の対応には十分慣れています。

こうした多様性もあってか、カナダでは公立高校のシステムや留学生の受け入れ状況が、州ごと、都市ごとにおいて様々です。その全てをここで紹介することは難しいため、一例として、カナダ最大の教育委員会を持つ、トロント(オンタリオ州)での公立高校留学についてご案内します。

詳しくはトロントで10年間、留学生のサポートをしている友冨さん(エデュケーションプライム代表)にお話を伺いました。

高校生の留学に最適!? トロントの街の様子

カナダ高校留学
友冨さん(写真左)と高校留学中の生徒さん。
ガイド:始めにトロントの街の特徴を教えてください。

友冨さん:カナダ最大の都市であるトロントは「都会」というイメージが強いですが、高層ビルが立ち並ぶ「金融街」というのはダウンタウンの極一部で、ダウンタウンを抜けると住宅街が広がります。住宅街には野生のリスやラクーン(アライグマ)も頻繁に見られ、時にはスカンクと遭遇する事もあります(笑)。街には大きな公園がいくつも点在し、週末になると本を読んだり、ランチを楽しんでいる人達を見かけるので、どこかゆったりとした雰囲気を感じるのかもしれません。

その街の中は地下鉄とバスで網羅されているため、車を持たない留学生でも自由に行動する事ができます。外国の地下鉄やバスと聞くと危ないというイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、トロントの交通機関はとても安全ですし、地下鉄やバスも大変綺麗です。危険な目に遭ったという話はこの10年間聞いたことがないほどです。

トロントはビジネスの中心のみならず、スポーツ、アート、ファッションの中心でもあり、留学中に大リーグやNBAの観戦を楽しむことも、美術館、博物館で芸術に触れることも、そして、ミュージカルなどのエンターティンメントもロンドン、NYに次ぐ早さで最新の演目を観ることができます。

都会と自然を調和させたトロントならではの生活を、皆さんにも楽しんで頂きたいですね!

食事についても世界中からの移民が生活しているため、各国の本場料理が手軽に楽しめます。最近は韓国系、中国系スーパーの出店のお陰で、アジア関連の食品も手軽に入手できるようになり、日本人好みの調味料や食材も調達可能です。

ガイド:高校生が一人で留学するのに適していますか?

友冨さん:本当に様々な国から人が集まってきていますので、国際的な感覚は確実に身に付きますし、大都市でありながら治安も良いので、親御さんも安心できると思います。


>>カナダ高校留学、1年間の公立高校への留学費用は?>>
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