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| シンガポールで日本人の留学、ワーホリ生のサポートを行うハートリンク・コミュニケーションズ。代表の高村さんにお話を伺いました |
まずは、誰もが気になるのがお仕事のこと。ワーク・ホリデー・プログラムの場合、どんな仕事を見つけることができるのでしょうか?
ハートリンク・コミュニケーションズの高村さん「まだワーク・ホリデー・プログラムが始まったばかりで、採用の現場においてビザの存在自体がほとんど知られていないという現状があります。
あくまでも予想になりますが、日本食レストランはかなりの需要がありそうです。シンガポールは日本食レストランが大ブーム、ここ最近も多くの日本食レストランがオープンしており、人手不足の状態です。実際、複数の日本人のレストラン経営者の方から、ワーキングホリデーの方を採用したいというお話を伺っています。
また社会人経験者の方は、日系企業を中心に簡単な書類整理・データ入力などの事務全般の仕事も見込まれるのではないかと思いますが、誰にでも簡単に仕事が見つけられるということはないと思います。
どの企業も、優秀な人材は国籍問わず採用したいという状況ではありますが、ワーク・ホリデー・プログラムの6ヶ月というのがネックになります。そのため、ワーク・ホリデー・プログラム終了後も引き続き就労を希望している方なら、営業や事務、コールセンター、経理、技術職などかなり広範囲で仕事を探すことができるでしょう。
当社のサイトでも、
「ワーホリ求人情報」ページにて各人材紹介会社からの求人情報を掲載していますが、これらの多くは正社員としての求人が多いのが実情です。就労ビザで働く希望を持っていれば、メーカーや金融、IT関連での仕事に就くことも可能でしょう。
ちなみに、他国のワーキングホリデーで見られる「ツアーガイド」の仕事は、シンガポールではガイドのライセンスが必要になりますので、ワーク・ホリデー・プログラムでは出来ません。」
高村さん「職種によってかなり差が出てきます。
例えば、シンガポールの飲食店のアルバイトの時給は S$5 程度(350~400円程度)からです。そのため、ワーク・ホリデー・プログラム参加者の方は、お金を稼ぐことよりもインターンとして社会勉強をする為、たとえ無給でもかまわない...という気持ちも必要だと思います。シンガポールの学生(もちろん英語が出来ます)がインターンをする際は、1ヶ月にS$500~1000程度、時給でS$5~10程度が相場のようです。
なおシンガポールには法律で定められた最低賃金の制度がありません。また単純労働・重労働は基本的に東南アジア各国・中国・バングラデシュといった国々からの出稼ぎ労働者が就く仕事であり、日本の感覚では驚くような低賃金で働いています。その為、飲食業・小売業といった他国でのワーキングホリデーに多い業種の給料は日本と比べかなり低いのが特徴です。
そのため、足りない生活費はアルバイトで補おうという計画では、予定より早く予算が尽きて帰国を余儀なくされた...ということになりかねないので注意が必要です。アルバイトで稼いだお金は、周辺諸国への旅行など普段の生活費以外に使うプラスアルファーの費用として使う...という計画が安心です。
一方で、就労ビザを取得して働きたいという方の場合は、条件が全く異なってきます。
例えば、社会人経験がり尚かつ関連した職務経験があり、仕事で使えるレベルの英語力がある人で、就労ビザを取得して働ける場合。現地採用者の一般的なお給料は S$2500~4000ぐらいですので、この程度かやや少なめの給料になると思います。
もし、シンガポールで長期的に働きたいと考えている人ならば、特に社会人経験や職務経験がある人の場合は、ワーク・ホリデー・プログラムのビザを取得して働くよりも、最初から就労ビザで正社員として内定を得ることも容易だと思います。」
高村さん「6ヶ月間のワーホリ期間限定でアルバイトをされたい方は、事前にしっかりと準備をされてからいらっしゃるのが良いと思います。
他国でのワーホリと違い6ヶ月という短い期間ですので、住むところを探したり、アルバイト先を探しているだけで、あっという間に時間が経ってしまうと思います。
また英語力についても、他国では3ヶ月学校に通って英語を上達させ、生活に慣れてからアルバイトを探すことも可能ですが、シンガポールの場合、語学学校に通って英語を上達させてからでは、ワーホリビザの残り期間が僅かになってしまいます。英語が心配な方は最初の半年は学生ビザで語学留学、その後、ワーホリビザを取得してアルバイトという方法が良いと思います。特にワーホリ終了後に帰国する方はこの方法がお勧めです。」
いかがでしたでしょうか?
「シンガポール在住者に聞いた、ワーホリ事情」の記事で、さらに
ハートリンク・コミュニケーションズの高村さんに現地在住者ならではの視点を伺いました。シンガポールでのワーク・ホリデー・プログラムの活用方法や注意点をご紹介します。
次のページでは
シンガポールのワーク・ホリデー・プログラムの詳細をご紹介します。