文章: 南田 登喜子(All About「短期留学・ホームステイ」旧ガイド)
世界中どこへでも無料で好きなだけ電話ができる——そんなソフトウェアが世界各地のネットユーザーの間で評判になり、利用者が急増しているのをご存知ですか? 家族や友人に国際電話する機会の多い日本人留学生の間でも、「こんなおトクなソフトがあるよ」と口コミでウワサが広がりつつあります。
◆国際電話をよく使う人は……

昔から、
海外生活と国際電話は切っても切れない関係! 格安の国際電話サービスやプリペイドカードがたくさん出回るようになって、「とんでもない金額の国際電話の請求書を受け取った!」という話は、以前ほど聞かなくなりましたが、それでもほとんどの海外在住者は多かれ少なかれ電話代を払っているのが現状です。
電話があまり好きではないわたしの場合、国際電話を使うことはあまりありませんが、周りを見てみると、毎日欠かさず日本の家族に連絡している人や、日本から定期的に連絡が入るという人もいます。
今回ご紹介する「Skype(スカイプ)」は、そういう人にイチ押しのIM(インスタントメッセンジャー)機能付き電話ソフトです。
◆日本語版も登場!
音楽業界に衝撃を与えたファイル交換ソフトウェア「Kazaa」の創業者を含む開発チームが、その経験を活かしてSkypeの最初のバージョンをリリースしたのは、2003年8月のこと。日本語版は、今年1月下旬から正式にサポートされるようになりました。
現在は全15ヵ国語で提供され、世界165ヵ国以上にユーザーがいるそうです。
「これまでにも、音声機能付きIMはあったじゃない?」とおっしゃるかもしれません。確かに、インスタントメッセンジャーに限らず、インターネットを使った電話サービス自体は、目新しいものではありませんが、
Skypeは今までのソフトやサービスでは解決できなかったさまざまな問題をサラリと解決しています。この分野にも新風を吹き込む意欲たっぷりのSkypeの創業者はインタビューで、「P2P(peer-to-peer)技術を使って
革命を起こすことのできる次のターゲットとして電話市場が理想的と思えた」と明言。「人々が『スカイプするよ(I
will Skype)』という日が来るようにしたい」と語りました。その意味は、「分単位のぼったくり料金を払わずに、普通の電話よりいい音質で電話をかけること」だとか……。