留学アーカイブ

更新日:2003年06月05日

こんな国際交流もある(7) 五感フル活用!スタディーツアー

オリジナリティ満点のスタディーツアーは、アクティブな夏休みを送りたい国際派にぴったりのプログラム。現地の人と交流しながら、五感を全開にして学べば、視野がぐんと広がること間違いなし!

文章: 南田 登喜子(All About「短期留学・ホームステイ」旧ガイド)

「海外で学ぶことには大いに興味アリ。でも、せっかくの夏休みを教室の中で過ごすのはちょっとなあ……」なーんて思っていませんか? そんな人におすすめなのが、「スタディーツアー」。机上の勉強ではなく、一歩踏み込んだ現地事情を知りたい、と思っている人にぴったりです。

スタディーツアーって何?

「スタディーツアーって、勉強しに行くの?」と聞かれれば、答えは「イエス」。だけど、眉間にシワを寄せて学校でするような勉強とはちょっと違います。受身ではなく、視察や交流、ディスカッションといった双方向性のある体験型プログラムに参加しながら、五感をフルに使って学ぼうというのが、その趣旨だからです。

そもそもスタディーツアーは、「現場を見に行こう!」とNGOが始めたもの。はじめの頃は活動に何らかの関わりがある人が参加するというケースがほとんどでしたが、このところは一般の参加者が増える一方。春休みや夏休みなど、一般の人が参加しやすい時期に企画されるスタディーツアーが多いこともあって、最近は小学生からシニア世代まで幅広い年代のさまざまなバッググラウンドを持つ人が参加しています。

行き先&内容は?

日本発のスタディーツアーの行き先は、NGOやNPOの活動拠点の多いアジアが中心。内容は、環境保全、農村開発、生活改善、教育、医療・衛生、地域文化活動など、さまざまな分野に渡り、どんどん多様化していますが、主に国際協力や開発教育について理解を深めることを目的としたものが多く、大きく2つのタイプに分けることができます。

★幅広いことを体験するタイプ

活動現場を見学したり、現地の人の声に耳を傾けたりする機会を重視するもの。歴史的な事件の現場を訪問したり、関係者と討論したりといった内容が含まれることも。

★現地の人に混じって汗を流すタイプ

井戸掘りや植林、学校建設といった作業を現地の人々と共に行うことに重点を置くもの。ワークキャンプとも呼ばれます。

スタディーツアー参加のヒント

スタディーツアーは、たとえ行き先が同じでも、内容は千差万別で、観光要素を多分に含むものもあれば、ハードな労働が中心のものもあります。しゃちほこばって、国際協力を語る必要はさらさらありませんが、趣旨を理解し、自分にあったプログラムを選ぶのが最重要ポイント! 興味のある分野で、楽しみながら学ぶつもりで参加してみるといいでしょう。

多くの主催者はツアーを企画するだけでなく、事前研修や報告会などを含め、理解を深めるためのさまざまな機会を提供しています。初めて参加する人は、お膳立てされたパッケージ旅行とは違う、ということを頭に入れて、ハプニングも楽しみつつ、積極的に行動してみましょう。単なる観光旅行との大きな違いは、旅の思い出と共に「見た責任」を持ち帰ることにあるのかもしれません。

どれだけ充実した時間を過ごせるかは、あなた次第! 今年は、いつもとちょっと違う夏休みを過ごしてみてはいかがでしょうか。

夏休みに参加できるスタディーツアー情報【2004年版】>>

(執筆者:南田 登喜子)

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河東 英宜

元株式会社地球の歩き方T&E 留学事業部長兼『成功する留学』 (ダイヤモンド社刊)シリーズ編…

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