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更新日:2007年06月05日

効果的な英単語学習のための3つのルール

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最新の記憶研究を元に、効果的な英単語学習法について考えます。これまでの研究から、3つのルールを守ることで効果的な英単語学習が可能になるといいます。その3つのルールとは?

原則2) 復習と復習との間隔は長ければ長いほど良い

原則2)は、「復習と復習との間隔が長ければ長いほど、記憶が強化される度合いが強まる」というものです。例えば、学習の1日後に復習をするよりも、学習の1週間後に復習をした方がより長期的な保持につながるということです。

なぜこのような現象が起こるのかというと、復習によって記憶が強化される度合いは、復習時の記憶の再活性化量と比例するからであると考えられています(水野りか『学習効果の認知心理学』より)。

原則1)と原則2)からわかること

原則1)と原則2)の内容がわかったところで、この2つの原則からどのような法則が導き出せるかを考えてみましょう。原則1)と原則2)は、それぞれ矛盾する原則です。なぜなら、原則2)によれば、復習の間隔は長ければ長いほど良いことになります。しかしながら、原則1)によると、復習の間隔が長すぎるのは好ましくありません。復習の間隔が空きすぎると、英単語に関する記憶が忘却されてしまい、正しく思い出すことができないからです。

つまり、記憶が最も強化されるのは、原則1)と原則2)とに折り合いをつけ、記憶が忘却されるぎりぎりの時点で、その項目に関する記憶を想起した際であるということになります。例えば、30秒後に単語Aに関する記憶が忘却されるのであれば、29秒後にその項目の記憶を思い出すのが、最も効果的な復習スケジュールであるということになります。

それでは、3番目の原則からはどのような示唆を得ることが出来るでしょうか? 

この続きは、次回の記事でご紹介いたします。どうぞお楽しみに!

(参考文献)
Baddeley, A. D. (1997). Human memory: Theory and practice (revised ed.). East Sussex: Psychology Press.
Ellis, N. C. (1995). The psychology of foreign language vocabulary acquisition: Implications for call. Computer Assisted Language Learning, 8(2), 103-128.
水野りか. (2003). 学習効果の認知心理学. 京都: ナカニシヤ出版.

【関連リンク】
英単語の効果的な復習スケジュールとは? (この記事の前編です)

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(執筆者:中田 達也)

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