TOEIC・英語検定アーカイブ

更新日:2006年06月01日

TOEICで問題用紙への書き込みはやめよう!

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TOEICではカンニング防止・問題漏洩防止という理由で、問題用紙への書き込みは禁止されています。しかし、書き込みとカンニング・問題漏洩にはどのような関係があるのでしょうか?TOEIC運営委員会に伺ってきました!

文章:中田 達也(All About「TOEIC・英語検定」旧ガイド)

好評の「TOEICに関するよくある質問」シリーズの第3弾をお送りします。これまでの記事では、「TOEICに点数が取りやすい月があるって本当?」、「TOEICスコアは偏差値のようなものって本当?」という噂について検証いたしました。

今回は、「TOEICで問題用紙に書き込みをしてはいけないのはなぜ?」という疑問を取り上げます。

TOEICで問題用紙に書き込みをしてはいけないのはなぜ?

Q: TOEICでは、問題用紙への書き込みが禁止されていますが、それはなぜですか? カンニング防止といった理由を聞いたことがありますが、カンニングと書き込み禁止とに何の関係があるのか理解できません 。

A: TOEICでは試験中に問題用紙に書き込みをすることは出来ません。このことは、「受験要領」や「受験票」に諸注意として明記してあります。それにしても、なぜ書き込みをしてはいけないのでしょうか?

TOEIC公式サイトには、以下のような記述があります。

「受験要領」や「受験票」の諸注意に「解答用紙以外への書き込みは禁止しています」とありますが、なぜ問題用紙に書き込みをしたり、他の用紙にメモを取ったりしてはいけないのでしょうか?

A. テスト開発元のETSの基本方針で、カンニングや試験問題の漏洩を防ぐために、解答用紙以外への書き込みを禁止しております。なお、試験中に解答用紙以外への書き込みをされますと、試験官の注意を受けることがあります。
 

TOEIC公式サイトより)

つまり、書き込み禁止の理由としては、「カンニング防止」・「試験問題の漏洩防止」の2つの理由があるということです。しかしながら、書き込みと「カンニング」、「試験問題の漏洩」にどのような関係があるのかがいまいち判らず、戸惑っている受験者も少なくないようです。

以前、 「TOEIC運営委員会に対する質問・疑問を大募集!」という記事でTOEICに関する疑問や質問を募集した際にも、「書き込み禁止とカンニングとの因果関係がまったく理解できない。あの不可解な問題用紙記入禁止という妙な規則は、即刻廃止してほしい」というメールを頂きました。

「海外経験ゼロ。それでもTOEIC900点」(宮下裕介・扶桑社)という書籍でも、著者の宮下氏は「TOEICは問題用紙への書き込みが禁止されています。しかし、これはかなりナンセンスなことであり、その理由がわかりません」と述べています 。

受験者側からは非常に評判の悪い書き込み禁止ルールですが、TOEIC開発元のETSの立場からすると、この規則は「不可解」でも「ナンセンス」でもなく、確固たる理由があって定められたことが判ります。以下に、TOEIC運営委員会への取材を元に、TOEICで問題用紙への書き込みが禁止されている理由をご紹介いたします。

次のページでは、TOEIC運営委員会への取材結果をご紹介します。

(執筆者:中田 達也)

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