編集部 All About
TOEIC・英語検定アーカイブ
更新日:2005年11月21日
TOEICでは受験する月によって、平均点にばらつきが見られます。平均が低い月に受けると、受験者は損をしてしまうのでしょうか? 「TOEICには、普段より点数が取りやすい/取りにくい月がある」という噂を検証します!
ところで、スコアの基準を一定に保つための、この等化と言う統計的な手法は、具体的にはどのように行っているのでしょうか?
等化の仕組みについてご興味のある方は、以下のWEBサイトや書籍をご覧になると良いでしょう。
「難易度が違う試験で評価基準が一定になる理由」(President Onlineより)
「項目応答理論入門」(大友賢二、大修館。アマゾンへのリンクです)
上のWEBサイトや書籍では、スコアの等化について、比較的判りやすく解説されています(ただし、統計的な手法に関する解説がメインになりますので、数式が多く出てきます)。
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| TOEICスコアが下がっているとしたら、それは問題が難しいかったからでも、他の受験者が優秀だったからでもなく、自分の英語力が下がっていることの証拠です! |
それでは、受験する月によって、平均点が低かったり、高かったりするのはなぜでしょうか?
既に見てきたように、TOEICでは、スコアの尺度は常に一定に保たれています。ですから、普段よりも平均点が高い回があるとしたら、それはたまたま、その回の受験者の英語力が、いつもに比べて比較的高かったということにすぎません。
決して、その月のTOEIC試験が、「普段よりも点数がとりやすかった」という訳ではありません。
逆に、英語力にあまり自信のない受験者が多く受けたとすれば、当然ながら、その月の平均点は、普段と比較して低くなります。TOEICでは、周りの受験者のレベルに係わらず、常に自分自身の実力を示すスコアが出るというわけです。
受験する回によって平均点が60点も変動するのは、一見不公平に思えるかもしれません。しかしながら、TOEICスコアの基準が常に一定に保たれていることを考えれば、受験者集団が違えば平均点が異なってくるのは、むしろ当然のことだと納得できるでしょう。
【関連リンク】
TOEIC公式サイト
項目応答理論入門 (アマゾンへのリンクです)
TOEIC運営委員会に対する質問・疑問を大募集! (from All About「TOEIC・英語検定」)
(執筆者:中田 達也)
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