TOEIC・英語検定アーカイブ

更新日:2005年07月05日

TOEICに面接試験が入るって本当?

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2005年1月、TOEICに「面接試験が入る」と解釈できるような記事が、朝日新聞の1面に掲載されました。開始から26年間、全く改定されなかったTOEICの試験形式が、遂に変更されるのでしょうか? 記事の真相とは……?

文章:中田 達也(All About「TOEIC・英語検定」旧ガイド)

TOEICが「ネイティブスピーカーとの会話テスト」を取り入れる!?


2005年1月14日(金)付け朝日新聞夕刊の1面に、「英語力試験 会話も試せ」という記事が掲載されていました。記事の中に、以下のような一節があります。

「企業や大学から年間約74万人が受験する『TOEIC』は今月、これら団体向け試験に、ネイティブスピーカーとの会話テストを取り入れる」

上の文章を読むと、「遂にTOEICにもスピーキング問題が導入されるの?」と思ってしまいます。しかしながら、記事を最後まで読み進めると、今回の変更点はそれほど大げさなものではないことがわかります。

今回は、TOEICスピーキング試験をめぐる一覧の動きについて、ご紹介いたします。

TOEICのスピーキング試験は、既に存在する!


あまり知られていませんが、TOEICでは既に、「TOEIC Language Proficiency Interview(以下、TOEIC LPI)」と呼ばれるスピーキング試験を行っています。

TOEIC LPIの詳細については、TOEIC LPI公式サイトをご覧ください)

ただ、TOEIC LPIはTOEICの全受験者が受験を義務付けられるわけではなく、

(1) TOEICの公開試験を受験し、
(2) 730点以上のスコアを取得し、かつ、
(3) TOEIC LPIの受験を希望する人。

という3つの条件を満たした人のみが、任意で受験するものでした。実際には、TOEIC LPI自体がそれほど浸透していないこともあり、TOEIC LPIの受験者は、ごく限られた人数しかいません。

朝日新聞記事の真相は?


朝日新聞の記事が伝えているのは、実は、「2005年1月からTOEIC LPIの受験資格を、個人の受験者に加えて、団体受験制度を利用した受験者にまで広げることになった」というだけのことにすぎません。

つまり、TOEIC LPIの受験に必要な条件の(1)がなくなっただけで、(2)と(3)に関しては、依然として変更点はないのです。

新聞の1面に「TOEICが会話テストを取り入れる」と書かれていたので、大きな変更点かと勘違いしてしまいましたが、記事を全文読み終えてから、少し拍子抜けしてしまった私でありました……

とはいえ、TOEICでは、受験者の半分以上が団体受験者ですので、この変更はそれなりにインパクトがあるものでした。

そして、2005年4月、このTOEIC LPIに関して、更にもう1つの動きがありました。

TOEIC LPIに関する、更なる変更点とは? 
詳細は、次のページへ→



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(執筆者:中田 達也)

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