TOEIC・英語検定アーカイブ

更新日:2002年10月23日

私を通訳と呼ばないで

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鳥飼先生によると、日本人は一般に通訳者を軽視する傾向にあるという。通訳者って花形職業だと思っていたけれど……? 具体的にはどういうことなのか、先生にお話いただきました!

文章:中田 達也(All About「TOEIC・英語検定」旧ガイド)
【連載】「鳥飼玖美子先生に聞きました!」
第1回 同時通訳者になる方法
第2回 私を通訳と呼ばないで

今回も、「同時通訳者のパイオニア」と呼ばれる鳥飼玖美子先生のインタビューをお送りします。前回のインタビューでは、通訳者と資格試験についてのお話に始まり、鳥飼先生が通訳者になられたきっかけなどをお話いただくことが出来ました。

今回は、日本の通訳者事情や、2002年4月に先生が立ち上げられたユニークな新大学院についてのお話を伺うことが出来ました。

--- * ---

中田「それでは、前回は先生のデビュー時の貴重な話を聞かせて頂きましたが、通訳者になるには、NHK情報ネットワーク国際研修室や、ISS、サイマル・アカデミー、インタースクール、コングレなどの民間のスクールに通われる方が多い、というお話でした。

民間のスクールに通う以外に、通訳者になる方法はないのでしょうか?」

先生「残念ながら日本では少ないですね。諸外国では、通訳者を養成する専門の大学院があります。そこでは主に通訳技能訓練と通訳研究という2つのことを行います。つまり、通訳者として必要な実践的なスキルを教えるだけでなく、通訳という営みをひとつの学問領域と捉え、学問的裏づけに基づいた研究もなされているのです。

そのような大学院で、通訳に関する技能と体系的な知識を学ぶことで、通訳者としてのトレーニングを受けている人が多いようです。しかし、日本では通訳者を軽視する傾向があるので、民間に任せきりになっているのが現状ですね」

中田「通訳者を軽視する傾向があるというのは、具体的にはどういうことですか?」

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(執筆者:中田 達也)

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