編集部 All About
TOEIC・英語検定アーカイブ
更新日:2001年10月30日
コンピュータ版新生TOEFLの最も大きな特徴は、新しくライティング・セクションが加わった事です。新生TOEFLで高得点のカギを握るライティング・セクションの実態に迫ります。
| ■ 【連載】 「コンピュータで生まれ変わったTOEFL試験」 |
| 第1回 新生TOEFL攻略法! |
| 第2回 TOEFLでもうあの裏技は使えない |
TOEFLは以前はTOEICなどと同じように紙と鉛筆で受けるペーパー・ベースの試験でしたが、2000年10月からコンピュータ版に移行しました。コンピュータ版試験に移行したといっても、ただ今まで紙と鉛筆でやっていたことをディスプレイとマウスに置き換えただけではありません。コンピュータ版に移行して、問題形式などの点で大きな変更がなされ、新しい試験に生まれ変わった、と言っていい程TOEFLは変わったのです。今までと同じ学習をしていても、コンピュータ版では全く歯が立たないこともありえます。今回はそんな「新生TOEFL」と従来のTOEFLとの相違点をご紹介します。
TOEFLにライティング・セクションが出来た!
コンピュータ版TOEFLへの移行で受験者に最も大きな影響を与える変化が、このライティング・セクションが出来た、ということでしょう。従来のTOEFLにはリスニング・リーディング・グラマーという3つのセクションしかありませんでしたが、コンピュータ版TOEFLでは新たにライティング・セクションが加わり、全部で4セクションとなったのです。
正確に言うと、紙版のTOEFLにもライティング・セクションに相当するTWE(=Test
of Written
English)という試験はありました。しかし、これは年に5回しか行われず、TOEFLとは完全に切り離された試験でした。ゆえに、以前はTWEで低い点をとったり、あるいはTWE自体を棄権してもTOEFLで高得点を取ることは可能であったのです。
しかし、コンピュータ版TOEFLではこのTWEがライティング・セクションとして正式にTOEFL試験の一部になったのです。ゆえに、TWEで高得点をあげない限り、TOEFLで高得点を取ることはできなくなってしまったのです。
これはライティングやスピーキングなど、英語で自分の意見を述べるのが得意ではない日本人にとっては頭の痛い問題です。紙版TOEFLが行われていた時代には、TWEが行われない月にわざわざTOEFLを受験したり、TWE自体を棄権したりして、なんとかTWEから逃れようとする受験者がいたものでした。しかし、コンピュータ版TOEFLではもはやTWEから逃れることが出来ないのです。ゆえに、これからTOEFLを受験しようとする方は、リーディング・グラマーなど受け身の英語力を伸ばす従来の学習に加え、英語で自分の意見を発信する学習にも力を入れなければならなくなったのです。
しかし、ひとつだけコンピュータ版TOEFL受験者への朗報があります。それは、TOEFLのライティング・セクションで出題される作文の「お題」についてです。従来のTWEでは、どのようなトピックが作文のテーマとして出題されるか試験当日までは全くわからなかったのです。しかし、コンピュータ版TOEFLのライティング・セクションでは、あらかじめTOEFL
Information Bulletinという小冊子(TOEFLのオフィシャルページからpdf形式でダウンロードすることが可能)にリストアップされている全185のトピックの内の一つが出題されることになったのです。
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(執筆者:中田 達也)
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