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手づくりパンに最適な季節がやって来ました ふたごのファンデュ・パン

これからの季節は、イースト菌が扱いやすい時期です。ファンデュパンの手づくりで、フランスパンのコツをマスターしましょう!

黒田 民子

執筆者:黒田 民子

ホームメイドクッキングガイド

 

美味しそうな、フランスパンのファンデュを作ってみましょう!
パンづくりの本では、ファンデュを双子のパンと訳していますが、フランス語でFenduというのは、割れ目の入ったと言う意味です。

成形するときに、真ん中を細いめのメン棒で強く押し、パンの密度を高くします。割れ目が入っているので、割って食べやすくしたパンです。同じような作り方で、この割れめの部分にチョコレートペーストをつけて焼くベルギーのピストレ(pistolet)と呼ぶパンもあります。

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材料:6コ分 強力粉300g、砂糖(三温糖)10g、塩5g、ドライイースト5g、ぬるま湯〔40℃)190ml、オリーブオイル小サジ2

  作り方:(1)ボールに強力粉を入れ、真ん中にくぼみを作って、砂糖、塩、ドライイーストの順に入れて、混ぜ合わせます。
     
 
(2)ぬるま湯を2~3回にわけて加えます。粉がある程度の塊になるまで、指先を使って混ぜあわせます。   (3)粉がよく混ざって滑らかになったら、オリーブオイルを加えます。
     
 
(4)オリーブオイルを加えて、ひとまとめになるように練り込みます。   (5)台の上に、(4)をのせ手の平を使って捏ねていきます。できるだけ打ち粉を使わずに、10分~15分間ほどしっかりと捏ねて下さい。
     
 
(6)充分に捏ねられた生地は触っていても弾力があります。生地を丸くまとめて一次発酵に移ります。   (7)ボールにオリーブオイルを薄くぬり、生地を転がして全体に油がつくようにします。これは生地の乾燥を防ぐためと、発酵した生地をとりだしやすくするためです。ボールにラップをかけます。
     
 
(8)夏場は室温で充分発酵します。1時間くらいで約2倍の大きさまでになります。発酵付きのオーブンでも時間は同じです。  

(9)発酵が終わった生地に、指先に粉を付けて生地の真ん中に入れてぬき、穴がふさがるようだったら、まだ発酵不足です。

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さあ一次発酵のあいだに、洗濯や溜まっているアイロンかけなどの家事は済ましておきましょうね。
次のページでは、ファンデュを仕上げていきましょう。▼
(C)June.2002 Copyright & Photo. Tamiko Kuroda
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