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おせち料理にぜひ加えたいレシピ 手づくりのかまぼこ

来年のお正月は、手づくりのかまぼこをおせち料理に加えてみませんか?新鮮なタラを使った無添加のかまぼこです。

黒田 民子

執筆者:黒田 民子

ホームメイドクッキングガイド

 

おせち料理に手づくりのかまぼこを加えてみませんか?
簡単にできて、風味豊かな逸品となります。市販かまぼこの成分に表示されている、いくつもの調味料や保存料などにうんざりされたことはないでしょうか?かまぼこってこんな味だったんだと改めて納得いただけるレシピです。
白身魚のなかでも脂分の少ない、タラ、グチ、ヒラメ、ハモ、タイなどが適しています。 おせち料理なので、今回は,たらを一匹まるごと買い求めてかまぼこを作りました。三枚におろしたあとにできた、しらこ、キモ、あらは、たらちり鍋の材料として骨とえら以外すべてが食べ尽くせます。作ったかまぼこは冷蔵庫で保存して下さい。保存料を使っていませんから一週間以内に食べ切るようにして下さいね。

     
 
次のページでご紹介しますが、一匹のタラをさばいて三枚に下ろします。半身で約250グラムあります。   おろした後、水分を取るために脱水シートでくるみ、冷蔵庫で2時間ほど寝かせます。
     

材料:たら250g、卵の白身1/2、塩大さじ1/2、砂糖大さじ1/2、片栗粉大さじ1、銀杏の実10粒、シソの葉2~3枚、クコの実10~20粒。

  タラの身は小骨などをきれいにとって、細かく切っておきます。
     
フードプロセッサーをセットしてタラの身、卵の白身、塩、砂糖、片栗粉を入れて、3分間よく練ります。時々様子を見ながら充分粘りがでてきたか確かめてください。
  練りあがったタラの身に、銀杏の実、シソの葉を千切りしたものを混ぜ合わせます。
     
適当な分量を取り、手のひらに水を少々つけて、ころがして丸くまとめます。かたちを整えたら1時間ほど置いておきます。寝かせておくことによって弾力のあるかまぼこになります。   蒸し器に湯気が出始めたらクッキングシートの上に、寝かせておいた材料を並べ、弱火で15分間蒸し上げます。
     
 

銀杏の実とシソの葉の、ふっくらと弾力のあるかまぼこができあがりました。

  こちらは、クコの実を使ったのかまぼこです。赤い実がおせち料理にぴったりですね。
     
趣を変えて、タラのすり身に味噌を加え、味噌かまぼこを作ってみました。蒸し時間はこれも弱火で15分位です。   タラのすり身だけで蒸したかまぼこの基本形です。
かまぼこにする魚は白身で脂分の少ないものが適しています。
   
 
味噌かまぼこはラップに包み、上の写真のように巻きすで形を整えてから蒸し器に入れます。
  小判型の上の写真のかまぼこは、熊ささの葉にくるんで笹かまぼこができました。
(C)Dec.2001 Copyright & Photo. Tamiko Kuroda
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