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おふくろの味!手づくりのぬか漬け

日本の伝統食であるぬか漬けにチャレンジしてみましょう。新鮮な野菜を使って、あなたの愛情料理のレシピに加えてください。

黒田 民子

執筆者:黒田 民子

ホームメイドクッキングガイド



暑い夏がやってくると、ぬか漬けのシーズンの幕開けです。
「きゅうり」や「なす」等の夏野菜が豊富に出回る嬉しい季節。 そのままサラダで食べるのもいいですが、この旬の野菜をぬか漬けしてもっと美味しく食べてみましょう。ぬか漬けの床を作ることや、毎日手入れが必要だからと、しりごみしていませんか?
作ってみると意外と簡単に、我が家オリジナルの新鮮なぬか漬けが楽しめます。意外な発見は、毎日ぬかを手入れしていると、手がつやつやしてくるんです。糠(ぬか)って不思議な力を持っているんですね♪

     
<ぬか床の作り方>    
 
-材料-
1:米ぬか 800g
2:水 750cc
3:塩 150g
4:昆布 10g
5:鷹のツメ 3~4本
6:和からし大さじ1杯
7:山椒の実 約10粒
 

1:米ぬかを弱火で焦げ付かないように、ゆっくりと炒ります。(新鮮なぬかが手に入った時は炒らずに使います)
2:水と塩を混ぜ合わせ煮たてて冷ましておきます。
3:炒ったぬかに塩水を加え良く混ぜ合わせ、固めのぬか床をつくります。
4:発酵を進めるにはここでイースト菌を加えるのも裏技のひとつです。
5:昆布や鷹のツメなどの調味料を混ぜ合わせます。
これでぬか床の仕上がりです。

     

<捨て漬け>
キャベツの葉や大根の葉などを漬け込み、翌日には捨てます。これを3~4日くり返せば ぬか床が馴染んできます。
この間も一日1~2回は床を手でよく混ぜ合わせます。

 

  <いよいよ本漬けです。>
きゅうりや茄子は塩もみをして漬けます。
最初の一週間ほどは塩がまだなれていないので
塩辛く感じることがあります。すり込む塩を控えるなどして調節してください。
   
     

<毎日の「ぬか床」のお手入れ>
ぬか漬けの容器は陶器やホウロウ容器が一般的ですが、少人数の家庭ではプラスティックの密閉容器が扱いやすいのでおすすめです。
毎日かきまぜることによって乳酸菌が充分活動して、漬物を美味しくする酸味と香味を与える働きをします。

 
   
 
美味しいぬか漬けのでき上がりです!
ぬか漬けはビタミン類も豊富で、おふくろの味ナンバーワンの食品です。
あなたの家庭オリジナルのぬか漬けは自慢の一品となることうけあいです。
     
(C)Sep.2001 Copyright & Photo. Tamiko Kuroda
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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