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手作りのお豆腐と納豆 大豆は畑のくれる最高の栄養食

栄養があってヘルシーな食べ物お豆腐を手づくりで楽しみましょう。

黒田 民子

執筆者:黒田 民子

ホームメイドクッキングガイド


伝統的な大豆料理には、数多くの栄養豊かで美味しい食品があります。 なかでも「お豆腐」は、手づくりのだいご味を楽しめるメニュー・・・手順さえ覚えれば超簡単です!!
おやすみ前に大豆を洗って水につけておきます。そして翌日の夕食づくりの一時間くらい前から作り始めます。簡単に豆腐を作るにはパック入りの豆乳を利用する方法もありますが、いちから手づくりしたほうが、使う材料がはっきりして安心ですし、おまけの「おから」も一緒にできて経済的です。楽しさも倍増します。
奥様一人でつくるのではなく、ここはご主人やお子様も出番ですヨッ!ご家族の皆さんの驚きと喜びの声は夕食の会話を大いに盛り上げてくれることでしょう。
できあがったお豆腐は「ひややっこ」や「湯どうふ」はもちろんのこと、、油揚げやがんもどき、寒い時期には凍豆腐(高野豆腐)の手づくりなんてものまでできるんですよ!!

         
材料:
豆腐2丁分 国産大豆300g・天然ニガリ約9g ・水約2.2リットル
         
道具:
ブレンダー(日本ではミキサーと呼んでいます)・20cmボウル・30cm大型ずんどう鍋・25cm平鍋・温度計・ 30cm角さらし布・30cm角さらし布を袋縫い・豆腐型の流し木枠 (DIY店で手に入ります)
         
☆☆☆手順を写真でご説明いたします☆☆☆
 
 
 
  1. 良く洗った大豆300gを一昼夜 1リットルの水に浸けおきます。   2. 物の本にはすり鉢で摺るとありますが現代人にはとても無理、 均一に細かく摺るのは男手でも大変です。  
         
 
 
  3. 3回に分けて、ブレンダーで約3分間、つけ汁を加えながら細かく均一になるまで粉砕します 、できた汁を生呉(ナマゴ)と呼びます。   4. 大型の寸胴鍋に5カップの水を煮立て、生呉とブレンダーをゆすいだ1カップの水を加え、焦げないようにゆっくりまぜながら加熱します。  
         
 
 
 
  5. 沸騰して溢れる直前に火を止めます、弱火の状態で焦げ付かないようゆっくりと混ぜながら7分間煮ます、この状態を呉汁と呼びます。   6. 煮立って熱いままの呉汁を、さらし布袋に流し込み平鍋で受けます。  
         
 
 
 
  7. 袋の両端を菜箸を通して硬く絞ります、最後はやけどをしないように水に濡らした手で強く絞ります、こうしてできた 絞り汁を豆乳と呼びます。   8. 袋の中に残ったのがオカラ、いりうの花・オカラコロッケなどいろいろな料理に活用できます。  
         
 
 
 
  9. 75度Cの豆乳に、100ccのぬるま湯で溶いたニガリ半分をたらしながらそっと混ぜ合わせ、残りも加えて均一に泡だてないようゆっくり混ぜます。液が澄んできたらフタをして15分間待ちます。
  10. 豆腐型の流し木枠にさらし布を敷き、固まったそぼろ状の豆乳をおたまでそっとすくい入れます  
         
 
 
 
  11. さらし布で覆い800gの重しをして15分くらいおき、更に30分くらいボウルに張った水にさらします   12. 手づくり豆腐のでき上がりです。われながらそのできばえと美味しさに感動する瞬間です  
         
お味はいかがですか!美味しいお豆腐ができましたか?
できあがったお豆腐は、そのまま「冷ややっこ」もよし、「湯どうふ」でお召し上がるのもまたよし。使い方はいろいろですネ!

次のページでは、大豆を使った「納豆の手づくり」を御紹介します。
 
(C)July.2001 Copyright Illust. & Photo. Tamiko Kuroda
 

 

 

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