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クリスマスと香り

イエス・キリストの誕生日とされているクリスマス。そのクリスマスにゆかりのあるエッセンシャルオイルのお話です。

中野 智美

執筆者:中野 智美

アロマテラピーガイド

イエス・キリストの誕生日とされているクリスマス。そのクリスマスになぜエッセンシャルオイルが関係してくるのでしょう・・・。


新約聖書の中の”マタイによる福音書”には、イエス誕生のあらましが書かれています。それによると、イエス・キリストが生まれた時、三人の博士達が、その知らせを星の輝きで知ったといいます。三人の博士達は、早速イエスに会いに出かけます。自分たちにとって、非常に大切な人が生まれたということで、その時、贈り物を携えて行きました。それは何かというと、まずは黄金。古今問わず、黄金というものは高価で貴重な物でした。王様にふさわしい物だったわけです。


さて、贈り物は黄金だけではありませんでした。黄金の他にも、2つプレゼントがあったんです。ここでエッセンシャルオイルの原料植物が登場します。それが、乳香(ニュウコウ、別名フランキンセンス)と没薬(モツヤク、別名ミルラ)。そう、どちらも、今、私たちがエッセンシャルオイルとして利用できるものです。もちろんこの時代にはエッセンシャルオイルという形ではなかったでしょうが、聖書には、「宝の箱を開けて黄金、乳香、没薬の贈り物を捧げた」、とあります。いずれにせよ、乳香や没薬は古代において、宝石や貴金属類と同じ程、高価なものだったようです。


             これがミルラ(樹脂)
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