盗撮・盗聴の対策/盗聴・盗撮を防ぐ

気づかぬうちに盗聴されているかもしれない家庭の秘密 盗聴される!赤ちゃんより親!?

便利な“赤ちゃんモニター”“赤ちゃんマイク”で、夫婦の会話が盗み聞きされる? 知らない間に傍受されているかもしれない家庭内の会話。盗聴被害を未然に防ぐには!?

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド

All About 育児の基礎知識 ガイドの浅川美映さんから、お問い合わせをいただきました。浅川さんはガイド日記でもおなじみの「チビタ」クン「チビコ」ちゃんのおかあさん。笑顔がステキな元気ママです。

  先日、「妊娠・出産・子供の教育」のプロデューサー から、
  こんな話がありました。

  「電車の中で夕刊紙を読んでいる男性の
  横から見ていたら、「赤ちゃんモニターが盗聴に使われる」
  っていう記事がありました」

  ※赤ちゃんモニター
  離れた場所に寝かせている赤ちゃんの横にマイクを設置し、
  子供の動きを離れたところで察知するもの。
  小さな音を逃さないように出来ているので、けっこう感度がいい。
  特に乳児のいる一戸建ての家庭では重宝ものです。

  赤ちゃんモニターは我が家でも、結構重宝していたもので
  びっくりしたのですが、このようなことはあるのですか?


Q&Aの記事を浅川さんの『えっ?赤ちゃんモニターで盗聴?!』で、ご覧下さい♪



写真は本文とは関係ありません


“赤ちゃんモニター”が盗聴される!

“赤ちゃんモニター”“赤ちゃんマイク”あるいは、“ベビーモニター”と呼ばれるものが、とくに核家族化している昨今、需要が高まっています。赤ちゃんのいる夫婦の多く住む“新興住宅地”の一戸建て住宅での利用が多いようです。

日中、赤ちゃんとおかあさんの二人だけになってしまうご家庭では、おかあさんの家事などの作業中、赤ちゃんを見ていることができない場合に、住宅内の離れた場所でも赤ちゃんの様子を知ることができるのでとても便利なツールです。

とくに、赤ちゃんをうつぶせ寝をさせている場合や、寝返りを打てるような月齢になってくると、見ていない間にうつぶせになっていたり、タオルケットや毛布などが顔にかかったりする危険性があります。

といって、四六時中赤ちゃんのそばにいるということも不可能ですから、離れたところにいても、赤ちゃんの様子を知ることができ、泣き声がしても遠くにいては聞こえない場合でも受信機があれば聞くことができるという優れモノなのです。

“SIDS”(乳幼児突然死症候群)の危険性や、予測のできない赤ちゃんの動きに対して、いつでも見守っていたい…でも家事もしなくてはならない…そんなおかあさんの強い見方の“赤ちゃんモニター”なのですが…。

“SIDS”sudden infant death syndrome 乳幼児突然死症候群 健康と思われていた乳児が突然に死亡し,死因が特定できないもの。生後 2~4 か月に多い。三省堂「デイリー 新語辞典」より

盗聴マニアがいる!

そんな便利な“赤ちゃんモニター”が盗聴に使われている? というのは、実は本当なのです。

「赤ちゃんの泣き声を盗聴して何が楽しいの?」

と、思いがちですが、世間にはたくさんの“盗聴マニア”がいます。
彼らは“赤ちゃんの泣き声”を聞きたくて、盗聴するのではありません。


→盗聴マニアだけじゃない!
→→盗聴被害を防ぐには?
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