家族で気軽にセレブ旅～｢リゾナーレ｣

小淵沢の木々の中に現れるコンクリートのお洒落な建物……ホテル｢リゾナーレ｣。イタリアの工業デザインの巨匠マリオ・ベリーニが手がけたもので、1992年のオープン時には様々な媒体で紹介された為、ご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか？私も以前から存在は知っていたのですが、「大人向けのリゾート」という印象が強く、子連れには無縁のホテルだと思っていました。

ところが……実は子供連れにこそ行っていただきたい親も子も楽しめる滞在型のリゾートホテルなんです。

2001年に星野リゾートへ経営が移り、コンセプトを転換。ファミリーターゲットのホテルとして再スタートしています。今回はガイドの家族旅行を通して、｢子供と一緒に、そして子供と大人別々に上質なリゾートライフを満喫できる｣リゾナーレの魅力をレポートします。これからの季節、八ヶ岳エリアは空気も澄んで気持ちいいですよ。是非ご家族連れ、そして三世代でお出かけください。

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海外の街角を思わせるピーマン通り

■ホテルの中を探検！ショッピングからブックスカフェまで多彩な施設P１　
■遊んで学べる「ＧＡＯ（ガオ）」ってなんだ？
　露天風呂つきのメゾネットスィートルームへP２
■お子様向けのビュッフェがうれしい『ワイワイグリル』P３
■まるで海？お洒落なスパ＆プールで遊ぶP４
■まとめ～子供連れを大切にするリゾナーレの魅力＆宿データP５

ホテルの中を探検！ショッピングからブックスカフェまで多彩な施設

何を買ったのかな？

家族で訪れたのは8月の中旬、お盆にかかろうという時期です。お洒落なロビーにも子供の姿が多くちょっと安心。チェックインは15時なので、それまでホテルの中を探検することにしました。

まずは、最もリゾナーレで賑わう石畳の回廊「ピーマン通り」へ。スタイリッシュな衣食住の個性的なショップ、そして路上にも露店と呼ぶには申し訳ない素敵なお店が並びます。ここが日本であるのを忘れてしまいそうな非日常の雰囲気の中、カフェでお茶をしたり、ショッピングで楽しむ人々で賑わいます。

ゆったりと寛げるブックス＆カフェ

次に向ったのは、本館の広場に面した『ブックス＆カフェ』。その名の通りお茶を飲みながら、店内の本を自由に読める本屋さんです。もちろん購入もできますが、お気に入りの一冊をみつけてカフェで読破……なんていうのも旅の思い出になりそうです。子供向けの絵本や図鑑も揃います。

プールもお洒落。ジャグジーなどがあるスパも併設

カフェの先には、大きな波の出るプール『イルマーレ』。今にも水着に着替えんばかりの息子をなだめて、今日は、ちらっと見学だけ。浜辺に見立てたプールサイドにはビーチチェアも並び、人工の海みたい。スパも併設されているというから私も楽しみ。｢明日ゆっくりと楽もうね｣と息子と約束をして後にします（→イルマーレについてはこちらへどうぞ）

ちなみに同じ建物の中では、リラクセーションやリフレクソロジー(夏期限定）の施術などが受けらる施設も。男性もＯＫとのことなので、日頃疲れているお父さんも挑戦してみてはいかがでしょうか？

本館の広場からは美しい山並みも望める

そして……ブックス＆カフェの前には『八ヶ岳アクティビティセンター』があります。こちらで忘れてならないのは……子供たちのピカピカの笑顔が溢れる『ＧＡＯ(ガオ）』。　ＧＡＯって一体何か？？？は次ページでご紹介しましょう。

>>次ページでは、星野リゾートの遊んで学べる『ＧＡＯ（ガオ）』／露天風呂付のお部屋をご紹介します