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更新日:2005年03月28日

シリーズ! フニワラさんちの家探し◇分譲編その1 マイホーム購入計画始動?!の巻

帰ってきたフニワラ夫妻…! 超実体験的家探し読み物の新シリーズがとうとう始まります…! 「分譲編」第1回目は夫妻のマイホーム購入計画開始秘話! 一気に燃え盛るテンションに、あなたはついてこられるか?!

●シリーズ未読の方は是非!

シリーズ! フニワラさんちの家探し◇賃貸編





~プロローグ~

前の家。
これが2DK・30平米のすべてだ!!!

暑い夏でした。2DK・30平米の部屋のあらゆる窓を全開にして、とある日曜フニワラ夫妻は暑さに耐え、汗をダラダラ流しながらマンガを読み耽っていました…暑い…暑いけどそれなりに幸せです。冷えた麦茶も、あります…。

しかし、そこへ一本の電話が。フニワラ(夫)の知人が近所に来ているので「是非遊びに行きたい」と言っているッ…!!! しかも「あと30分で着くからヨロシク」とか言っているッ…!!!

マジですかーーーーーーッ!!!

部屋の惨状は一言では書ききれないほどでした。完全に弛緩して汗まみれほぼ下着状態の夫妻の寝転んでいるセンベイ布団…鴨居にひっかけられまくった洋服…先日大人買いしたばかりのマンガ全巻モノがうずたかく積まれ山となり、暑さのあまり掃除をサボって早1週間の屋内はどこもホコリだらけ!!!

30分でどうしろと?

……プチッ(何かがキレた音)。


今思えば、フニワラ夫妻もまだ若かった。「モノを持たずに、限られたスペースを生かして、シンプルに暮らす」にはあまりに煩悩が大きすぎた。と、遠回しに聞こえよく書けばアレですが、要は、

2DKに収められた家具もモノも、もう許容量オーバーしまくり…!!!

かさばる冬物の洋服は(2人分)あますところなく「エンプティ・ネストのフニワラ(妻)実家自室のクローゼットに宅配便で送りつける!」という蛮行を行なっているにもかかわらず…! たんすも押し入れも満杯状態。あらゆる隙間は家具だらけ。来客直前に見た目だけでも取り繕える余地というものが、押しても引いても、もうどこにもありませんでした。

結果として、パニックで呆けた使えない(妻)とあらゆる溢れモノを寝室4畳半に押し込んで、なんとか客は(夫)が接待、にこやかに30分で追い返し、その後、夫妻は家族会議を行なうに至ったのでした。

(妻)、叫びます。

「もう無理。
もう限界。
どうしよう?」

「…じゃあ、引越しだね。

マンションでも、買いますか?」by(夫)


購入するってホントウですか?!

「エエエエエーッ?!

 それって最初から一戸建ては度外視なワケ?!」

どうどう。落ち着いて(妻)。それにまず問題はソコじゃなく、何故賃貸を移るのじゃなく「購入」になるのかってことでしょ?!

けれど「こうなったら、買うのがいいと思う」と冷静に断じる(夫)。へいそノホホンとしている(夫)ですが、ノホホンの仮面の下では冷徹な計算が…。そんな普段見えない顔を覗かせつつ、以下(夫)の論説を延々聞かされるハメに陥った(妻)なのでした…。

<(夫)が家を買おうと思うその理由>

その1:家賃を上げるのは、もったいない!!!
「安いうちでさえ家賃で年間100万にもなっちゃうのに、これ以上家賃を上げて払っていくのは、あまりにも、もったいない。」

その時点で家賃、月に78,000円。年間94万円、5年住んだら500万円もが消えて行く計算になります。ウー、もったいない、もったいない。

その2:貯金の使いみちがない!!!
「僕たちクルマに興味ないし、ブランド物にも全然興味ないし、あと誰かさんが飛行機恐怖症だから海外旅行もしない…。結局あくせく働いても何の楽しみもないんだよ。」

ガーン。そう言われると何だか悲しい…でもこのまま、何かあって死んじゃう可能性も人生ゼロではありません。うう、つまんないです。確かにその通りです。
(夫)の説得はまだ続きます。

その3:転勤がない!!!
これは大きいです。購入の強いモチベーションになります。 

その4:しばらく、暇になりそう…
数年続いた(夫)の激務が収まり、農閑期が訪れそうな予感がしていた夏でした。無趣味&ヒマ、となってはある意味、夫婦の危機です?!

「展示場とか、モデルルーム見るのって、結構楽しい上に、見るだけならお金もかからないし、いい娯楽になりそうじゃない?」と(夫)。加えて、「家探しって、本腰据えてするべきことでしょ?」

なら今が適時か。うーん、それは、そうなんだけど、ねぇー…。

「それにね、思うんだけど」と(夫)。
いちばんリッチな住み方ってのは、満足のいく住まいを永続的に借り続けていけることなんだと思うんだ。」

曰く、家を買う、という行為は確かに(一見)リッチに見える行為。けれど、それを「ローンを組んで」行なうと言うことは、自分の家に見えても実際には抵当権者(公庫なら、国)の持ち物に「将来35年にわたってお金を払い続けていきますと約束しますから。」といって「住まわせて貰う。」のに過ぎないのではないか。

「ローン完済する30年後には、家の価値は今の何分の1にも、何十分の1にもなっちゃうかも知れない。だから一番は、なんといっても常に新しい、最新式の住まいに住み替えることのできる賃貸暮らしだと思う。でもそれが実質的にできないと自分を判断して、それでもよりクオリティの高い住まいに移りたいと願うのであれば、自分たちの場合は『買う』っていう選択になる。買いさえすれば、少なくとも当初の数年間は圧倒的に小さな負担で、よりクオリティの高い家に住むことができるからね。その分、大きなリスクを負うことにはなっても。」



フニワラ(夫)かなり本気です…! 次ページ>>>「なのに、なぜ購入?!」
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この記事の担当ガイド

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藤原 千秋

主に住まい周りの記事を専門に執筆するライターとして10年のキャリアをもつ。現在は並行して育児系記事・…

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