▼「買いたい私」はどうすればいいの?「どっちにしても業者や自治体のモメゴトであって、住む側には何の非もないのにつまんないわ!」
確かにそうです。でも万一、すっかり「買う」と決めて様々な調整をした挙句に「建設中止」になってしまったり、「買って建って引っ越した」その後に子どもの通う小学校が学習環境として不安な「プレハブ校舎」になってしまったり、もともとの町の住人たちから疎まれてしまったり。
自分の生活やこの身に
差し迫った影響を受けるのは、「業者」や「自治体」ではなく、「自分自身や家族」です。
「買ったほうには非がない」のかも知れませんが、「責任」は生じるのです。
江東区のような、部分的な人口爆発・学校パンクの問題を抱えているのは、ある意味
『マンション人気エリア』の宿命なのかもしれません。限られた土地を有効に活用するマンションという住まいの形態のメリットは大きいものですが、
「マンションを買う・マンションに住む」ということの一面(ダークサイド?)が、この問題には映し出されているような気がします。
「良くないニュース」ほど簡単に耳には入りづらいものです。今後マンション購入を考えたり、実際購入するといった際には、事前にその建物がどのような土地に建ち、子ども達はどこの学校に通うことになるのか、その周囲での「マンションに対する見方はマイナスのものか、そうでないのか」といった
リサーチを、自分自身でもすることが必要になってくるのだと思います。たとえそれほど大規模なマンションでなくても、少子化によって規模を縮小している学校には、大きな負荷になることもあり得ます。
マンションの価値は『立地』で決まるといっても過言ではありません。特に重視される利便性や周辺環境情報の内に、その
マンションが周囲に与えるであろう影響について一市民として考えをめぐらすことも、これからは大切になってくるのです。
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