ホテルレビュー

更新日:2008年07月28日

シエスタを堪能、パークハイアット東京

オープンから14年、常に高級外資系ホテルを牽引してきた、パークハイアット東京。選択肢豊富なレストランやバーを満喫すべく、”シエスタ”を楽しむホテルステイを提案する。

最近、都内のホテルをホッピングすると、まるでNYとかロンドンにいるような錯覚を覚えることがある。これは多分にあらゆる意味でのデザインが影響しているように感じられる。NYであればブティックホテルのシンボルとも言われる「モーガンズ」をプロデュースしたイアン・シュレーガーが連想されるが、ここまで世界中の有名ブランドが軒を連ねるとは一昔前なら想像さえ出来なかったこと。

特にロビー空間は、やはりホテルの顔だけにアートワークなども含めて実にインパクトのある空間創造がなされている。ガイドは、30年を超えるホテルジャーナリスト生活のなかで、「何が一番ホテルの魅力か」ということを問い詰めてきたが、その回答はロビーにあるといって大袈裟でないほど。つまり、ロビーとの“出会い”で大体そのホテルの滞在がイメージされる。

高級外資系ホテルを牽引する、パークハイアット東京

外観
新宿高層ビル街の中でも圧倒的な存在感を示す

PKL
ピークラウンジで楽しめるアフタヌーンティーは世代を問わず人気
パークハイアット東京、1994年7月9日、新宿の高層ビル街の一角にデビューしたこのホテルの衝撃は、いまだガイドの心を熱くする。41階まで高速エレベーターでアプローチ、扉が開くと竹林をモチーフにした「ピークラウンジ」が別世界のエントランスとなる。

そこには日本のホテルにはなかった異次元空間が広がり、そのハード面でのストーリー性は、その後の高級外資系ホテルを牽引する役割をも担うことになったのはご存知の通り。

パークハイアット東京の実力、こういう表現はあまり聞いたことがないと思うが、ホテル業界では承知の事実。ホテル業界にはさまざまなランキングがある。一般誌紙であればそれは「人気ランキング」。これが専門誌になると、そのホテル利用者の人気を数値化している。例えばADR、これはアベレージ・デイリー・レートと言われるホテルの指数で、「1日1室当たりの平均単価」ということになる。これが都内を例に取ると5万円台なのは極々一部のホテルで、年間を通じてこのレベルを保っているのは数軒。パークハイアット東京は、なんとこのADRで5万円台を10年以上に亘って維持し続けているから凄い。

これだけ高い評価を得ている背景は、そこが皆さん知りたいところ。是非、この夏のヴァカンスプランに、アーバンリゾートライフをイメージしてみたらどうだろう。きっと、今まで漠然としか分からなかったパークハイアット東京の素晴らしさを実感できるはずだから。

では、どんな過ごし方がベストなのか。次のページで、“シエスタ”が導くホテルステイを解説する。
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村上 実

週刊ホテルレストラン元編集長のガイドが1ランク上のホテル遊びをご提案します。

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