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SDHCカード/CFアダプター3種類をテスト(2ページ目)

ますます安価になってきたSDHCカードだが、これをCFカードに変換するアダプターを3種集めてテストしてみた。

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

計測をしてみたら……

前回と同様、以下のレギュレーションで計測している。

UDMA対応のE-3。今回は速度差を見せたいがために採用。

 ・E-3のRAW+JPEG(SHQ)で記録
 ・マニュアルフォーカスでピントは固定。レンズに蓋をする。
 ・マニュアルモードでシャッター速度は1/60秒
 ・撮影モードは連写。
 ・以上の設定で10枚の連写を行う。
 ・計測する時間は、最初のシャッターを切ってからアクセスランプが消えるまで。


使用したカードはサンディスク製のExtremeIII/2GB。SDHCカードではないが、ちょっとした理由があって(後述)使用した。

ExtremeIIIは最速の部類に入るSDカードだ。

もちろん、SDHCカードでも問題なく動作している。筆者の手元にあった4GB、8GB、16GBのSDHCカードがすべての組み合わせで問題なく動作した。
また、前回のE-410使用時とは異なり、10枚が途切れることなく撮影できた。E-3はバッファが大きいためだろう。

さて、3回の手計測の平均値は以下の通りだ。


もっとも高速であったのはJOBOのSDHC-CFAD。とはいってもCR-7000もほぼ同じ速度であり、計測誤差の範囲ではある。
パナソニックのBN-CSDACP3も1秒遅くはあるが、どちらにしても速さを競えるものではないのは見ての通り。
なお、UMDA対応のExtremeIV(40MB/秒)では平均5.9秒であったことも併記しておこう。

さて、サンディスクからはさらに高速なSDHCカードであるExtremeIIIの新製品が発表された。これまでのExtremeIIIは20MB/秒とされていたが、新製品では30MB/秒。
記事の趣旨とは微妙に外れるのだが高速な新製品との組み合わせは読者も気になるところではないだろうか。

というわけで、新ExtremeIIIでも計測をしてみた。
CR-700025.4秒
SDHC-CFAD25.3秒
BN-CSDACP326.4秒
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