独自の手ぶれ補正機構を搭載した意欲機
今年はじめに、
デジタルカメラの動向予想をガイド記事で書いてみた。
その中で筆者は「今年のコンパクトスタイルデジカメは手ぶれ補正機構や、高感度対応などの手ぶれ対策ができていないものは確実に淘汰されていく」と述べた。
各社とも市場が飽和している現状では買換え需要に期待するほかない。その需要にもっともアピールするのが手ぶれへの対策になっているというわけだ。
今年になってから3社もコンパクトスタイルのデジタルカメラに機械式の手ぶれ補正機構を搭載している。
このペンタックスのコンパクトスタイルのフラグシップとなるOptio A10も、そのひとつだ。
ペンタックス独自のSR ── Shake ReductionといういわゆるCCDシフト方式による、機械式手ぶれ補正機構を搭載している。
いまは亡きコニカミノルタなどが採用していたものに似たシステムだ。
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| ▲レンズ下にはSRのロゴが。 |
気になる手ぶれ補正機構の実力は?
実際に試してみたところ、ざっと2~3段ほどの補正効果があるように感じられた。
普通のユーザーであれば、ワイド端で1/60秒ていどのシャッター速度であれば手ぶれなしの撮影ができるのだが、ほとんどの場合で1/15秒であっても手ぶれをせずに撮影できるはずだ。
ホールディングをきっちりすれば、1/8秒まで対応できるようになるだろう。
ペンタックスが作ったはじめての手ぶれ補正機構ということもあって、出来を心配していたのだが基本的な動作には問題ない。
ただ、あくまでも体感ではあるのだが、手ぶれ補正能力はパナソニックのLUMIX DMC-FXシリーズよりもやや落ちるかな……という感触ではあった。
1/8秒以下の遅いシャッター速度において、あたり画像の引ける確率がやや落ちるというところだ。統計をとっていないので、あくまでも体感の『感想』であるのだが。
それでも充分な手ぶれ補正機能を持っているのは間違いない。
さて、Optio A10はフラグシップであるので手ぶれ補正以外の機能もかなり充実している。
まずは
そのスペックを見ていくとしよう。
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