Web素材関連情報

更新日:2004年08月15日

ホームページビルダーで素材をチョイテク活用(6) 携帯動画をWebに掲載するには

どんどん高性能になっていく携帯電話。最近ではテレビ番組の中で、携帯電話の動画撮影機能を利用したと思われる映像も見かけます。そこで今回は、携帯電話で撮影した動画をWebに活用する方法をご紹介します。

動画撮影機能を持つ携帯電話のユーザーさんは相当数いらっしゃるのではと思うのですが、「せいぜいデジカメ機能しか使わない、ムービーなんて難しそうで」という方、いらっしゃいませんか?ソレはとってももったいない!ちょこまかと撮影した日々の出来事ムービーを自分のWebページに「動画日記」として掲載してみる、なんてのはいかがでしょう。

今回はホームページビルダー8を使ってWebページを作成する方法で解説しますが、HTMLソースをコピー&貼り付けする方法はほかのホームページ作成ツールでも使えますので是非応用してください。

★ご自分で撮影したムービーをWebに掲載するばあい、被写体の肖像権や著作権には十分注意してください。全てのWeb素材にいえることですが、クレームが来たら掲載を取り下げれば良いから…という考え方は絶対にやめましょう。

★今回の記事は、DocomoのFOMA(D900i)とWindowsXP(Professional)上で検証をしております。お使いの携帯電話やパソコン環境によっては結果が異なる事も考えられますので何卒ご了承ください。

ケータイ動画をPCで再生するならQuickTimeで

携帯電話で撮影した静止画や動画をパソコンに取り込む場合、一旦、携帯電話に付属のメモリースティックにコピーしてから、それをパソコンに取り込む…という方法が手軽です。メールで自分あてに動画ファイルを送るという方法もありますね。とまぁ、ここまでは、ある程度ケータイとパソコンに慣れた方でしたら簡単にできることでしょう。問題はこのあと。

ケータイで録画した動画ファイルは拡張子が「.3GP」になっていることと思います。この動画ファイルをパソコンに保存したはいいけれど、ダブルクリックで再生できない…とお困りの方、多いのではないでしょうか。

動画ファイルをパソコンに取り込むとこんな感じ。

拡張子が「.3GP」の動画ファイルは「3GPP」という動画規格に基づく、比較的新しい動画フォーマットで構成されています。現在、拡張子が「.3GP」のムービーをパソコン上で再生できるソフトウエアで、一番手に入りやすいと思われるのは、アップル社のQuickTime(無料版)です。ただし、対応しているのはQuickTimeの6.0からなので、それより前のQuickTimeをお持ちの方は、こちらのサイトから最新版をダウンロードしておきましょう。

アップル - QuickTime - ダウンロード

携帯電話で撮影した動画をQuickTimeで再生したところ。

★MicrosoftのWindows Media Playerでは今のところ(2004/08/14現在)再生はできないようです。

★FOMA対応携帯電話の「D900i」で動画撮影をする際、通常のモードの他に「超なめらか」と「大画面」というモードが選択可能なのですが、この二つのモードで録画すると動画ファイルの拡張子が「.AMV」になります。そのままですとQuickTimeでも認識できないのですが、拡張子名を「.MP4」または「.3GP」に書き換えると、とりあえずは「.3GP」同様に再生ができるようです。

Web上でケータイムービーを再生するには

QuickTimeを使って、パソコン上でムービーを再生することができましたか?では、次はWeb上で「.3GP」のムービを再生できるようにWebを作成する方法です。

Webで表示する為の動画フォーマットというと「MPEG」あたりが基本のような気もしますが、「3GPP」は小型軽量が基本のケータイで動作するほどコンパクトな動画フォーマットです。パソコン用のWebサイトにムービーを掲載する場合も、ファイル形式を変換せずにそのままWebで表示させたほうが良いかと思います。

といっても単に動画をWeb上に貼り付けるやり方は×。Webを訪れたユーザーに、QuickTimeのプラグインを使って再生してもらう必要があることを明示しなくてはいけません。

★「.3GP」のファイルを他の動画形式に変換したい場合は、QuickTimeProがおすすめです。QuickTime無料版からQuickTimeProへのアップグレード料金は3,780円(税込み)と比較的リーズナブルですので、ケータイ動画をさらに加工したいという人は要チェックです。

準備

まず、ベースとなるHTMLファイルと同じフォルダに動画ファイルを保存しておいてください。また、「このムービーはQuickTimeのプラグインを使って再生します」といったコメントをWebページ上に書き加えておきましょう。

HTMLソースをコピー&貼り付け

(1)以下のHTMLソースを「選択」してから、クリップボードに「コピー」してください。


<object classid="clsid:02BF25D5-8C17-4B23-BC80-D3488ABDDC6B" width="176" height="160"
codebase="http://www.apple.com/qtactivex/qtplugin.cab">
<param name="src" value="動画ファイル名">
<param name="autoplay" value="false">
<param name="controller" value="true">
<EMBED src="動画ファイル名" width="176" height="160" autoplay="true" controller="false" pluginspage="http://www.apple.com/quicktime/download/">
</object>

★上記のHTMLについての詳しい解説はアップルのこちらのページを参考にしてください。
QuickTimeとInternet Explorer for Windowsバージョン5.5SP2および6.0について

(2)ホームページビルダーを「ページ編集」モードにして、ページ上の動画を表示したい位置をクリックしてから、メニューの「編集」→「形式を指定して貼り付け」→「HTMLとして」を選択しましょう。

(3)すると、(1)の手順でコピーしたHTMLがその位置に挿入され、図のように表示されます。、

(4)「HTMLソース」モードにしてから、HTMLソースの「動画ファイル名」となっている箇所を動画ファイルの名前に書き換えてください。「動画ファイル名」となっている箇所は二箇所ありますが、両方とも同様に書き換えてください。

(4)必要に応じて、画面の表示サイズの指定箇所を書き換えます。「width="176"」とは横幅を176ピクセルに、「height="160"」とは縦幅を160ピクセルにするという意味です。

プレビューで確認

準備ができたらプレビューで確認してみましょう。間違いがなければ、コントロールボタンのついたムービー画面が表示されるはずです。

なお、QuickTimeがインストールされていない環境でこのHTMLを開くと、下の画面のようなウインドウが表示されて、インストールを促します。

動画で遊ぼう!

ガイド自身はFOMAユーザーなのですが、実は衝動買いです(台数限定で安かったんですぅ)。でも、買ってから数時間後には、すでに手軽なムービー撮影のとりこになっておりました。動画は、単に「動く」だけではなく、音声も一緒に取れるってのがいいですよ。

関連情報

ホームページ作成(All About)
携帯電話(All About)
デジタルビデオ・動画編集(All About)

IBMのホームページビルダーのページ
アップル - QuickTime

(執筆者:浅野 今日子)

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浅野 今日子

FA機器メーカーでシステムエンジニアとして従事した後、現在はパソコン教室にインストラクタとして勤務。…

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