航空券/航空券関連情報

スイスインターナショナルエアラインズ

ヨーロッパのなかでも観光地として人気の高いスイス。その空の玄関口であるチューリッヒへ、成田からダイレクト便をデイリー運航するスイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)を紹介します。

執筆者:秋本 俊二

雄大なアルプスや美しい湖などの大自然が人々をひきつけ、ヨーロッパのなかでもひときわ観光地としての人気の高いスイス。その中心都市、チューリッヒへ成田から直行便をデイリー運航しているのがスイスインターナショナルエアラインズ(以下、SWISS)です。尾翼に描かれた「赤地に白十字」のロゴでもお馴染みの、このスイスを代表するエアラインを紹介しましょう。

photo-1
エアバスA340-300で成田/チューリッヒをデイリー運航するSWISS

新生SWISS誕生までの歴史

SWISSの設立は2002年3月ですが、その前身であるスイス航空が誕生したのは1931年にさかのぼります。スイス航空は国際線を中心にネットワークを拡大し、1957年には東京(羽田)/チューリッヒ線で日本初就航を果たしました。その後もスイス航空はヨーロッパの中堅エアラインを次々と傘下におさめ、企業としても順調に発展しますが、2001年の“9.11米国同時多発テロ”による大西洋路線の急激な需要低迷や傘下のエアラインの経営不振などの影響で、同年秋に経営が破綻。スイス航空の子会社で、ヨーロッパ内路線を運航していたクロスエアーがスイス航空の国際線を引き継ぎます。そして2002年3月、このクロスエアーをベースに、スイス政府30%民間70%の資本援助を受け、まったく新しい航空会社として誕生したのが新生SWISSでした。

拡張がつづく国際線ネットワーク

photo-2
2007年7月からはルフトハンザグループの一員に
そして2007年7月には、ルフトハンザグループの一員として経営統合。もちろんその後も、SWISSはハブ空港であるチューリッヒを拠点に、自社の機材と乗務員を擁する独立したブランドとしてこれまでと変わらない活動を継続しています。また2006年4月には世界最大の航空連合「スターアライアンス」へも正式加盟し、ネットワークの拡大とよりスムーズな乗り継ぎ、地上サービスのさらなる充実などを実現しました。日本からはチューリッヒ経由で、ジュネーブなどスイス国内はもとより、ロンドン、パリ、ローマ、ベルリンなどの主要都市、さらにバルセロナ、マドリッド、ウィーン、プラハ、ブダペスト、ワルシャワ、アテネなどの人気都市へ出発した同じ日のうちに到着できます。そのネットワークは現在、42カ国・70都市を網羅。フランスのリヨンやノルウェーのオスロへの路線も最近新たに開設されました。

こだわりの3クラス制

日本路線の成田/チューリッヒ線は、2007年2月からデイリー運航体制になりました。09年夏のダイヤでは、往路(LX161便)は成田を毎日10時25分に発ち、同日の15時55分(現地時間)にチューリッヒに到着。復路(LX160便)は13時にチューリッヒを発ち、翌日の朝7時50分に成田に到着します。日本路線での使用機材は、全便が最新鋭のエアバスA340-300。ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスの3クラス制で運航されています。日本に就航するヨーロッパ系エアラインの多くはビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス制に移行しつつあるなかで、SWISSは“上質なサービス”に強いこだわりをもち、ファーストクラスのサービスを続けています。

新シートがデビュー

photo-3
フルフラット型の新ビジネスシートがデビュー
世界同時不況の影響で多くのエアラインが業績不振に苦しむ中、SWISSは堅実に業績を伸ばしています。2009年4月には本社よりネットワーク&セールス担当上級副社長のハリー・フォーマイスター氏らが来日。会見の席で「2008年度の旅客運送実績は前年に比べて10.3%増。その前年の2007年はSWISSにとって最も成功した年でしたが、08年も引き続き好調をキープしています」との報告がなされました。

そんな“元気さ”を背景に、SWISSは新機材の導入などにも意欲的です。2009年4月20日には、ファーストからエコノミーまで全クラスに新型シートを搭載した最新のエアバスA330-300がチューリッヒ/ニューヨーク線に就航。ビジネスクラスのシートは180度水平になり、エアクッションでシートの硬さを調整する機能などが盛り込まれています。今後は現行のビジネスクラスの新型シートへの刷新作業も進め、日本路線で使用している長距離用機材A340-300も年内か2010年初めには新しいシートに切り替わることが発表されました。さらにもう一つ、ヨーロッパ域内を結ぶ路線用にボンバルディアの中型機Cシリーズの新しな導入も決まり、こちらは2014年に就航予定です。

≫≫≫ 次のページは機内食、地上サービス、ハブ空港ほか
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます