ハンドメイド・手芸/ハンドメイドの実例

イースター・エッグの手作りで復活祭を楽しもう!

イースターは日本ではまだあまり馴染みがありませんが、欧米ではクリスマスと並ぶ一大行事。このイースターに欠かせない、卵のデコレーションを作ってみました。イースターエッグを手作りして復活祭を楽しみましょう!

ボネ 美恵

執筆者:ボネ 美恵

裁縫ガイド

卵を使った簡単デコレーション!イースターエッグ手作りしよう

イースターエッグ手作り

イースターが近づくと、街に卵とウサギのデコレーションがあふれます。卵の殻を利用して、デザートやチョコレートを作ってみても

イースター(復活祭)は日本ではまだあまり馴染みがありませんが、欧米ではクリスマスと並ぶ一大行事です。このイースターに欠かせない卵のデコレーション「イースターエッグ」を作ってみました。イースターの楽しみ方もあわせてご紹介しますね。お子さまと一緒にぜひお楽しみください!

 

子供と一緒に準備から楽しもう!手作りイースターエッグの材料

イースターエッグ手作り・作り方 材料

【手作りイースターエッグの材料】上の画像にはありませんが、フエルトも必要。アレンジによって準備するものは違ってきます

【材料】
  • 卵または、卵型の発泡スチロール
  • 絵の具、筆
  • フエルト
  • 両面テープ
  • キッチンペーパーの芯 など
 

手作りイースターエッグは、ゆで卵でも発泡スチロール製の卵でも

イースターエッグ手作り・作り方

左のニワトリはゆで卵、右は発泡スチロール製の卵

卵を使ったデコレーションですが、まず簡単なのは、卵型の発泡スチロールを利用する方法。大型の手芸店やクラフトの店などにあると思います。水彩絵の具や、アクリル絵の具で色づけ可能です。油性のマジックは、発泡スチロールが溶けてしまうので、使用しません。

実際の卵を使用する場合、2通りの方法があります。
  • 生卵の中身を出す
  • ゆで卵にする
生卵の中身を出す場合は、
  1. 卵の両端(先端と底)にマチ針やキリなどを使って小さく穴をあけ、
  2. そこから長めの針を入れ黄身をつぶし、
  3. 片方の穴から息を吹きかけて中身を出し、きれいに洗って乾かします
中身がない分、とても壊れやすいので、色をつけたりする場合は気をつけてくださいね。

本物の卵でもう少し簡単にという場合は、固ゆで卵でOK。知人が作った固ゆで卵のデコレーションですが、1年以上経過しても、特に変な臭い?などすることなくきれいです。気温も湿度も違うので、一概には言えませんが、ゆで卵の中身は、黒く小さくなってるそうです。

 

手作りイースターエッグの作り方手順

発泡スチロール製の卵を使った、卵のデコレーションをご紹介します。

【手順1】
卵型発泡スチロールの底に、竹ぐしや爪楊枝を刺します。ここを持って、色付けや絵付けをします。
イースターエッグ手作り・作り方 手順1

卵型発泡スチロールの底に竹ぐしや爪楊枝を刺す


  【手順2】
全面に色を塗って、その後に模様を描く場合、まず色を塗って、しばらく乾燥させます。画像のように、コップにキッチンペーパーなどを入れ、そのすき間に竹ぐしを固定すると、いいと思います。
イースターエッグ手作り・作り方 手順2

全面に色を塗り、模様を描く


  【手順3】
お好みに色を縫ったり、模様を描いて出来上がり。実際の卵の場合は、小さな輪の上などに卵を固定し、上部をペイントし、乾いてから底を仕上げるといいと思います。
イースターエッグ手作り・作り方 手順3

お好みに色を縫ったり、模様を描いて出来上がり!


■卵置きも作ってみましょう
画像はキッチンペーパーの芯を切って、絵の具で色や模様を描きました。この上に卵を置いて飾ります。厚紙を輪にしたものでも。
イースターエッグ手作り・作り方 手順4

キッチンペーパーの芯で卵置きも作ってみよう

 

手作りしたイースターエッグで作るキュートな動物 ーウサギ編ー

耳と手を、フエルトで作ります。型は、画像のような感じです。
イースターエッグ手作り・作り方 手順1

ウサギの耳と手をフエルトで作る


両面テープで、卵に耳と手を貼って、顔を描いて出来上がり!
イースターエッグ手作り・作り方 手順2

卵にウサギの耳と手を貼り完成!

 

手作りしたイースターエッグで作るキュートな動物 ーニワトリ編ー

とさかと口ばしを、フエルトで作ります。型は、画像のような感じです。
イースターエッグ手作り・作り方

とさかと口ばしをフェルトで作る


両面テープで、卵にとさかと口ばしを貼って、顔を描いて出来上がり!
イースターエッグ手作り・作り方 手順4

卵にとさかと口ばしを貼って完成!

 

イースター(復活祭)の過ごし方 ~フランス編~

イースター(復活祭)

イースターの期間中、子供たちは2週間ほどの春休みがあります

一言に復活祭と言っても、お国や地域、家庭によって、過ごし方はさまざまだと思うのですが…。ここでは、ガイドが住むフランスのお話をします。フランスでは、イースターのことをパック(Paques)と言い、翌日の月曜日もお休みです。毎年日付の変る祭日で「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」だそうです。卵とウサギのデコレーションが街に並び始めると、「あっ春が来た」と感じます。

ノエルと並ぶ大きなイベントで、もしかしたらキリスト教では、最も重要な祭日かもしれません。どんな風にして過ごすのかというと、だいたいは家族で集まってご馳走を食べるという感じです。特に決まりはありませんが、「子羊」のお料理なんかが多いでしょうか。そして、子供たちのお楽しみは、パックの朝、お庭に隠された卵を探すこと。我が家では、卵というよりも、卵やウサギの形をしたチョコレートの方が多いです。ちなみにフランスでは、このお庭に隠された卵(チョコ)は、教会の鐘が運んできて落とすと言われています。

なによりも、卵やウサギをモチーフにしたデコレーションは、かわいいもの。「こんな習慣がある国もあるんだよ」なんてお話しながら、気軽に楽しんでもらえればと思います。


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